「甲子園 女子マネジャー グラウンド立ち入り禁止」事件について

「性差別だ」という意見に対して。

高校野球における女子マネージャーの存在そのものが

古い価値観をひきずったジェンダー事例の典型だと

考えます。

（女子は陰から男子を支えるべき、かいがいしく身の回りの世話をやいてあげるのが美徳）

ゆえに、その批判は的はずれとだと言いたい。

スポーツを通して自己実現をめざすならば

自分自身で競技に取り組むべきです。

そうではなく自ら、他人を支える立場を選んだのであれば

身の程をわきまえるべきです。

表舞台に立とうと思ってはいけない。

今回の問題点は監督にあると思います。

考えなしでお調子者の人物であろうと推測します。

彼は今後、高校野球界における自分の立場を守れるのでしょうか。

学生スポーツ界の中でも最も保守的であろう高校野球界において

先例を公然と踏み倒すような行為をしてしまって。

まあ、それは分別のある大人がしたことなので

自業自得でかまわないですが。

心配なのは

女子マネジャーの今後です。

この件が彼女の今後に及ぼす影響は大きいと思われます。

地域で有名になり、ちやほやされる位なら良いですが

それでは済まないでしょう。

マネージャーとしても他校野球部とのつながりはあると思いますが

人間関係を悪くしたでしょう。

学校生活への影響はどうでしょうか。

いじめ等に発展しなければよいですが。

最悪のパターンとしては

ネット上に彼女の個人情報が氾濫して

ストーカー的な犯罪の被害者になること。

この件が早急に世間から忘却されることを

願います。