仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「古事記(コジキ)」     [奈良時代]

日本史上、もっとも古い文献です。 日本の国の成り立ちから、第三十三代推古天皇までの皇統の記録を記した書。 神話として語られており、種別としては歴史書というよりは物語と呼んだ方が良いでしょう。 集英社の「田辺聖子の古事記」で読みました。 感想を…

「なぜ、その人に惹かれてしまうのか?」   森川友義

副題は「ヒトとしての恋愛学入門」 出版社は 株式会社ディスカバー・トゥエンティワン 「恋愛」を学問として、科学的に分析した書です。 筆者は政治学専門の大学教授。 畑違いのようですが、関連性があるんだそうです。 「はじめに」から引用します。 この本…

女性ファッション誌は二種類に分かれる。

巷には多種多様の女性ファッション誌があふれています。 対象読者を5歳きざみで分けることが出来るのはないかというくらい。 年齢の他、未婚・既婚や主婦・キャリアウーマン・学生など ライフスタイルによる区分けもあります。 しかし、私の中ではすべての…

わが家のおひなさま

ささやかですが、我が家の雛飾りです。 置く場所がないので、小振りのもの。 気に入った物をみつけた時、購入しています。 これからも集めるつもりですが、 今年は新たな出会いがなさそうです。 人形ではなく、箸置きなどで雛祭りの趣向のものでも良いかと…

三井家のおひなさま 展   in 三井記念美術館

東京 日本橋の三井記念美術館に行ってきました。 雛祭りの時期ということで、おひなさまの展覧会です。 さすが代々続く名家だけあって、由緒ありそうな品がたくさん並んでいました。 ひな人形なんてみな似たようなものという気でいましたが、 時代や土地によ…

『ガラスの仮面』 美内すずえ  [白泉社]

ご存じ、大河演劇マンガ。 スタートは1976年からという超ロングラン作品。 パロディのネタになるマンガ ベスト3に入ること請け合いです。 それだけ、ベタでつっこみ所満載な作品な訳ですが、読むとやっぱりあのパワーに圧倒されます。 演劇の天才少女 …

「延長戦に入りました」 奥田英朗  [幻冬舎]

奥田英朗のスポーツ・エッセイ集 奥田氏のエッセイですから、スポーツ物といっても さわやかな感動を語るような内容ではなく スポーツ観戦や参加にまつわるエピソードをななめから語ったお笑いネタ。 筆者の毒舌全開って感じです。 筆者の日常生活における優…

化粧用筆、購入

断捨離を進めていて、心境の変化を感じています。 不要な物を買わない 買う時は本当に必要な物を選ぶ 量より質、値段が高くても長持ちする物を買う。 ということで、専門店で化粧用の筆をそろえてみました。 広島県の熊野筆という名産品を作る地域では 化粧…

駅のお花 二月

色の取り合わせが上品で素敵でした。 二つ組の活け方は初めて見ました。 当番があるようで、その時によって流派の違う方がされているようです。 分かる方なら作風の違いが分かるのかな

山崎まさよしライブ

友だちに誘ってもらって行ってきました。 場所は、六本木の東京ミッドタウン内の ビルボードライブ東京 コンサートホールではなくライブハウスで、 しかも、良い席の人はステージの目の前で食事をしながら聴くという ディナーショー?形式。 私は後の方の席…

妻せつ子

近所のスーパーで売っていたトマトです。 商品名が「妻せつ子」 せつ子という名の妻、という意味なのでしょうか。 「熊本産 妻せつ子」 目が点です・・・・・

『キス&ネバークライ』  小川弥生  [講談社]

講談社の女性誌「Kiss」に連載していた アイスダンス(フィギィアスケート)+サスペンス漫画です。 10巻で本編は完結ですが、さらに番外編が出るそうです。 作者は「君はペット」を書いていた方。 モモ(合田武志)が時々出てきますよ~。 タイトルは、キ…

バレンタイン・チョコ

葉山の老舗店 日影茶屋の系列店の パティスリー LA MAREE DE CHAYAの和トリュフです。 桐の箱に入った、見るからに‘和’な感じのチョコです・ 2種類・4個入りです。 緑の方は、抹茶リキュール・洋酒を使ったホワイトチョコ。 白い方は、柚子リキュール・和…

『ピリ辛の家政婦さん』  小池田マヤ  [祥伝社]

祥伝社の女性誌「FEEL young」に掲載の、家政婦さんが主役の読み切りシリーズです。 第1巻「放浪の家政婦さん」に続く2巻目です。 家政婦の里が勤める家庭の様子を描く、というとほのぼのホームドラマのようですが、 まったくそんなことはありません…

「歳時記のある暮らし」  監修:板東真理子  [JTBパブリッシング]

日本の伝統的な年中行事や食べ物や家庭での過ごし方などを 月ごとにまとめた本です。 レイアウトやイラストなど、品良くかわいらしくまとめてある本なので 絵本感覚で楽しめます。 日本古来の生活習慣をなるべく守って暮らしていきたいものですが 周りに教…

『SWAN-白鳥- モスクワ編』 1巻 有吉京子  [平凡社]

『まいあ』=SWANの次世代編はお休みして 『SWAN』本編の続編が始まっています。 本編最終回の二年後からスタートしています。 レオンと真澄の気になるその後が描かれていくので、本編ファンは必見です! ドイツのシュツットガルト・バレエ団に籍をおく二人…

「休日のカフェめぐり  湘南・鎌倉・三浦・横浜」   [幹書房]

神奈川の観光地区のカフェを取り上げたグルメ・ガイドです。 写真やページのレイアウトがしゃれていて、絵本を見るような感覚で読めます。 グルメの中でもカフェ選びはやっぱり雰囲気重視ですよね ただし、この手の本では写真のうまさにだまされる場合もあ…

暦の言葉  ‘如月’

二月の異称 殷春(いんしゅん)、梅見月(うめみづき)、華朝(かちょう)、橘如(きつじょ) 建卯月(けんぼうげつ)、星鳥(せいちょう)、小草生月(おぐさおいづき)、仲序(ちゅうじょ) 如月の花 椿、水仙 季節 二十四節気 七十二候 初春 立春 初候:…

2月のカレンダー

毎年飾っている 歌・句カレンダー、今年は和泉式部の歌です。 梅 梅の香を 君によそへて みるからに 花のをり知る 身ともなるかな 蕗の薹(ふきのとう) =雪間の草 下萌ゆる 雪間の草の めづらしく 我が思ふ人に あひみてしがな 和泉式部は、恋多き女、情熱…

節分祭 江島神社

辺津宮で行われました。 御社殿前に茅の輪がおかれており、くぐってお浄めをした後、 お参りしました。 厄払いの人形もお願いしてきました。 名前を書いて息を吹きかけることにより 自分のけがれをそこに移して払ってもらうとのこと。 御社殿内では神事が執…

二月のことば

藤原定実 筆 古今集 巻子本切 京都国立博物館 蔵 あふ事なきに またきたつらむ 忠岑 みちのくに在と云なる 名取河無名取ては 若かりけり みはるのありすけ あやなくてまたきなき名の たつたかはわたらてやまむものな らなくに 2011古筆カレンダーより

「神奈川県の歴史散歩」    [山川出版社]

神奈川県の地域を二分し、上下巻に分けています。 編者は「神奈川県高等学校 教科研究会 社会科部会 歴史分科会」です。 高校の先生方ですね。 出版社は歴史の教科書で名高い山川だし、アカデミックな雰囲気のただよう本です。 教科書っぽいレイアウトです…