仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2011-01-01から1年間の記事一覧

成るべくして成ったこと

総務省と労基署が2拠点に立ち入り調査大揺れ日本郵便で年賀状遅配の危機 ダイヤモンド・オンライン 12月28日(水)8時30分配信 経営判断のミスで大赤字になったので、ベテランアルバイトを首にしたら仕事が回らず、その場しのぎで正社員にサービス残業と超過残…

行く年来る年

今月のカレンダーと、来年のを続けて貼ってみました。 台所用には、例年同じ雰囲気のもの(おうちっぽいお花・雑貨系)にしていましたが、 今回は変えて、おちゃめなのにしてみました。 気分が変わるかな。 大掃除を少しずつ進めています。 普段やっていない…

「秘密」 東野圭吾 [文春文庫]

ベストセラーとなり、映画化もされた著者の代表作の一つ 杉田平介の妻:直子と小学6年の娘:藻奈美は帰省中、夜行バスの事故に遭った。 妻は死に、娘だけが奇跡的に助かった。 しかし、生きていたのは娘の体だけで、その精神は妻のものだった・・・ SF的な…

『ガキのためいき』 沖田×華  [講談社]

講談社の女性誌「Kiss」に連載中のノンフィクション漫画 作者はアスペルガー症候群という発達障害を持つ女性。 自分の子供のころの生活を振り返って描く実録漫画。 アスペルガー症候群とは自閉症の一種で 知的能力は水準であっても、人とのコミュニケーショ…

クリスマスに思う・・・。

本日、クリスマスイブということで 世間ではにぎやかな夜を過ごされている方も多いことでしょう。 若いころは「キリスト教徒でもないのに、おかしい!」と目くじらをたてていたものですが。 今は、あれは宗教行事ではなく「年中行事」なんだととらえるように…

暦の言葉 ‘師走’

十二月の異称 梅初月(うめはつづき)、嘉平(かへい)、窮陰(きゅういん)、苦寒(くかん)、暮古月(くれこづき) 建丑月(けんちゅうげつ)、茶月(さげつ)、大呂(たいりょ)、二之日(にのひ)、果ての月(はてのつき) 師走の花 南天(なんてん)、…

『まんが親』  吉田戦車  [小学館]

「ビックコミックオリジナル」の連載中の育児エッセイ漫画 (妻は、同じくギャグ漫画家の伊藤理佐さん) 女性が描く育児漫画は無数にありますが 男性は少数なのは、育児に常に関わる男性が少ないのと 男性は日常的な出来事を観察して描くのが苦手だからだと…

ウォームビズ作戦、展開中

節電による暖房規制と、新居での初越冬が重なって けっこう大変な最近です。 数週間前から暖房を本格的に使い始めましたが エアコンに体が慣れなくて、風邪をずっとひきずってました。 冷房が苦手なのはわかっていましたが、暖房もダメなことがわかりました…

我が家のクリスマス飾り

世間では、11月早々にはクリスマスの飾り付けが始まりますが その季節感のなさがイヤで、 自宅の飾りはなかなか出さないでいると 直前になってしまうというパターンを 今年もふみました お店ではすでに値引きされていて 安く飾りが買えるのは良い所かな(…

「絢爛たる流離」 松本清張  [文春文庫]

12編収録の連作推理短編集 清張には珍しく、女性にもお勧めしたい作品です。 清張作品はハードボイルドでいかにも男性向けな感じで 娯楽として気楽には読めないのですが この本は珍しくすらすら読めました。 掲載雑誌を見たら「婦人公論」でした。 女性向…

能「頼政」 狂言「呂蓮」     [鎌倉芸術館]

http://kamakura-arts.jp/img_all/spacer.gif鎌倉能「樂」シリーズ ~ 第8回 名曲鑑賞能 http://kamakura-arts.jp/upimgs/131259910619866-p1.jpg 狂言の「呂蓮」は、上演されることが少ない演目なのだそうです。 その場の雰囲気に乗せられて、軽はずみに大…

柔道 内柴の逮捕

言語道断な事件ですね。 笑っちゃうのが、 本人の「合意の上だ。」という抗弁。 たとえ合意だったとしても、社会的にまったく認められません。 ・既婚者である。 ・未成年に酒を飲ませた。 ・指導者:学生という関係性 自分の発言がどれだけおかしいか、わか…

「日本の伝統色」   [ピエ・ブックス]

日本の伝統的な色 250色を載せた図鑑。 その色をイメージさせる写真と、色見本と解説がセットで掲載されていて イメージがふくらみ楽しいです。 浮世絵、十二単、季節の風景など、 日本の伝統・文化を象徴するような写真ばかりで 和みます。 色自体もき…

12月のカレンダー

【白菊】 白ながら 露のおきたる白菊を 今朝初霜に見ぞ 紛へつる 【定家葛(まさきの葛)】 霰降る かひやなからん 神山の まさきの葛 くる人もなし あられ かずら 和泉式部集カレンダーより

十二月の言葉

上畳本 三十八歌仙絵 大伴家持像 藤田美術館 蔵 2011 古筆カレンダー より

味噌がゆ

寒くなったせいか、風邪をひきかけているので 味噌がゆをつくって食べました。 宮部みゆきさんの小説に載っていたメニューです。 「幻色江戸ごよみ」収録の短編「侘助の花」より。 さっきから香ばしい匂いがすると思ったら、加世が味噌がゆを炊いていたのだ…

クリスマスツリー

六本木一丁目駅直通ビルのホールのツリーです。 さすが六本木、ゴージャス~

‘数寄者・住友春翠と茶’展   泉屋博古館 分館

六本木一丁目にある、旧住友財閥の主の蒐集品を展示している美術館です。 分館なので、こじんまりとした展示スペースです。 本館は京都にあるそうです。 茶道具めあてで行ったのですが、はまったのは青銅器の方です。 なぜ「茶道具」展に青銅器があるかとい…

本日のお空

今日は出勤も帰宅もいつもと時間が違ったせいか、 変わった風景を見られました。 近所の電線。 雀が群れをなして留まっていました。会議中? 童謡の歌詞みたいだけど、リアルだとちょっと怖い 夜が明けたばかりの時間だったのですが、 いつもこうなのかな? …

カーペット、敷きました。

節電の冬にそなえて、床から防寒です。 これはフローリング。 色はベージュ系。 背広の模様みたいな柄。 安い物にしておくつもりだったのですが 店に行って説明を聞くと やっぱり機能が違うとのことで 化繊ではなく、ウールのものにしました。 季節に応じて…

電気を使わない加湿器 ガイアモ

加湿器が活躍する季節になりました。 節電のため、電気を使わないタイプにしています。 某通販で買った、電気を使わない加湿器 ガイアモ 買ったのは何年も前で、フィルターを買い足しては毎年使っています。 紙製のフィルターを濡らして蒸発させるというもの…

静かなるブームの波紋を拡げる!!

近くのスーパーで売ってたお菓子です。 包装に書いてあるコピーに大受けです これです、これ 意味の通っているような、いないような・・・ 裏面の解説も格調高くて、良い味だしてます ネタとして狙ってるのか、素でこういう会社なのか わからないけど、ツボ…

暦の言葉 ‘霜月’

十一月の異称 一陽来復(いちようらいふく)、黄鐘(おうしょう)、神帰月(かみかえりづき)、広寒(こうかん)、朔易(さくえき) 周正(しゅうしょう)、露隠の葉月(つゆごもりのはづき)、天泉(てんせん)、竜潜月(りゅうせんづき) 霜月の花 山茶花…

「唐代の楷書7 麻姑仙壇記  顔真卿」    天来書院

臨書のためのテキストシリーズです。 拓本の画面が大きく載っているシンプルな構成の本です。 古典の書を単純に眺めて楽しむのによさそうです。 私、お気に入りの顔真卿の書です。 おおらかで豪快な感じが好きなのです。 顔真卿は中国の唐時代の人で、代々…

電車内のマナー

某鉄道の駅ホームのポスターです。 「譲り合って歩きましょう」という内容。 内容も情けないですが、子供だましのようなイラスト付きのポスターであるのが 情けなさ倍増 ここは幼稚園かっ?(対象は大人のはず) 鉄道会社側としても、クレーマーに文句言われ…

「臨書を楽しむ④ 王羲之 蘭亭叙」  二玄社

王羲之(おうぎし)は、「書聖」と呼ばれる書道史上NO1の中国の書家です。 「蘭亭叙」はその代表的作品で、行書のバイブル的書です。 中国の科挙(中国史上、長期実施されていた官吏登用試験)では 王羲之を倣った字で答案を書かないと不合格だったそうで…

「臨書を楽しむ②   虞世南 孔子廟堂碑」   二玄社

書道の臨書をする人のための参考書シリーズです。 「臨書」とは古典的な名書を書写するという、絵画のデッサンにあたる基礎練習です。 シリーズ全8巻で、超メジャーな古典の書が8つ取り上げられています。 ・基本解説 ・原本の写真 ・書き方説明 ・字のお…

11月のかざりもの

11月は飾り物のネタに困ります。 七五三でもないし・・・。

11月のカレンダー

こういう微妙なピンクは好きです。 ローラアシュレイ カレンダーより

十一月のことば

伝 西行 筆 巻子本曽丹切 書芸文化院 蔵 曽根好忠の家集を写したものだそうです。 2011古筆カレンダーより