仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

‘歴史に名を遺した日本人の書‘展   書道博物館(鶯谷)

6月16日まで開催中です。 歴史上著名な人物の書展です。 古くは聖武天皇から、近くは明治の文豪・元勲まで 過去に思いをはせながら眺めました。 印象に残ったのは、松平定信の書です。 江戸幕府の老中で、寛政の改革で有名です。 経済引き締め政策をしき…

‘トルコ至宝展‘    新国立美術館(乃木坂)

5月20日まで開催中 イスタンブルのトプカピ宮殿博物館の収蔵品の展示。 オスマントルコ帝国時代の美術工芸品です。 会場はトプカピ宮殿をおもわせるような設営になっています。 壁紙がトルコのタイル風だったり、飾り窓の奥に展示品があったり。 会場を歩…

‘奥村土牛‘展    山種美術館(恵比寿)

今月末まで開催 移転開館10周年企画 第一弾です。 奥村土牛は、この館の定番画家の一人なので 見たことある作品も多かったですが 初めてのものもあって新鮮だったし、 すべてが氏の作品で、世界観がよく伝わってきました。 一言でいうと「THE 癒し系」 …

三月の漢詩

春望 杜甫 国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 烽火連三月 家書抵萬金 白頭掻更短 渾欲不勝簪 くにやぶれて さんがあり しろはるにして そうもくふかし ときにかんじて はなにもなみだをそそぎ わかれをうらんで とりにもこころをおどろかす ほう…

畠山記念館 長期休館②    (高輪台)

この素敵な空間に、また訪れることができますように

畠山記念館 長期休館    (高輪台)

今日までの展覧会に行ったところ、 明日から長期休館に入るとのことで ガーン 理由は「大規模改修のため」 受付の説明では4年間の予定だそうです。 しかし「春季展覧会の前売り券を払い戻します」とか書いてあって 急な決定だったようです。 このまま、閉館…

落語鑑賞会    (藤沢市民会館)

柳家小三治師匠は病気療養されていて しばらくお目にかかれませんでした。 無事復帰されてうれしいなと思いつつ 不安も覚えながら出番を待ちました。 前座・二つ目・真打とだんだんランクが上になっていくのが 落語を聞くうえでの楽しみのひとつです。 前座…

「日本人と日本文化」  対談:ドナルドキーン・司馬遼太郎(中公文庫)

対談は50年くらい前に行われたものです。 文庫になっていて手軽に読めます。 外国に日本文学を広めた功績の大きいキーン氏と 「司馬史観」という言葉を生んだ日本歴史小説の第一人者の司馬氏 のお二人による贅沢な対談です。 「日本人と日本文化に関心のある…