仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

‘ボストン美術館 日本美術の至宝展’ 上野・東京国立博物館

アメリカのボストン美術館には、明治の来日アメリカ人の蒐集品を中心に、 日本の美術品が多数収蔵されているそうです。 http://www.boston-nippon.jp/ http://www.boston-nippon.jp/images/highlight/03.gifhttp://www.boston-nippon.jp/images/highlight/0…

「悲しみよ こんにちは」  フランソワーズ・サガン  [フランス]

1954年発表のサガンの処女作で、世界的なベストセラー 主人公セシルは17歳の少女。母は亡く、父との二人家族。 父レエモンは享楽的な性格の魅力ある男性で、若い女性とのラブ・アフェアをくりかえしていた。 セシルと父は仲良しで、共に奔放な生活を楽…

「坊ちゃん」 夏目漱石

昔読んだことはあるはずですが、あまり印象に残ってなかった作品です。 ふと思い立って読み返してみたら、意外と?おもしろかったです。 東京育ちの単細胞で無鉄砲な若者、「坊ちゃん」が四国のある中学校の先生になるが たった一ヶ月で辞めて帰ってきてしま…

ヒヤシンス日誌 ‘満開’

ヒヤシンスちゃん、ほぼ満開です。 ほんとに香りが強くて、部屋中香っています。 天然の芳香剤で、和みます。

3月のカレンダー

春色のお花の絵です。

「眼で遊び、心で愛でる 日本の色」   [学研]

日本的な色彩を、日本文化の様々な分野ごとにまとめて紹介している本。 具体的な事物の写真を軸に構成されていて、 日本の伝統文化の中での「色」を感じることが出来ます。 「古都の彩り」「時代の色」「配色の妙」「四季の彩り」「色の事典」 の5つの章か…

ヒヤシンス日誌  ‘開花’

いよいよ花が咲き始めました。 形状がユニークなので開花の様子もおもしろいですね。 近寄ると香りもします。 球根の水栽培を始めたとき、小学校の教室でやったなあ と懐かしかったのですが、 香りはまさに小学校の時と同じ。 「香りは記憶をよみがえらせる…

3.11

東日本大震災から一年がたちました。 私は地震発生時いた場所で一年後を迎え、黙祷を捧げました。 一年たってもその被害は終息に向かっているとは言えず 「復興」なんて言葉を気安く使う気にはなれません。 近い大震災として、阪神淡路大震災のことが思い出…

三月のことば

けいばい いちだ かんばし 【大意】 春なお浅き山間に咲き出た一枝の梅花。 一輪の香りは天地一杯に広がり、ある時は極微の 一点に透徹して不自由なし。比較を越えてのびのびと した世界を感得したい。 「禅」っぽくない、プリティな書です。 春を知らせる花…

「新宿鮫」シリーズ   大沢在昌   [光文社]

大沢氏の出世作となった有名シリーズ 10作目まで出ています。 主人公鮫島は、新宿署所属の刑事。「新宿鮫」というあだ名をもつ一匹狼。出世を約束された “キャリア”組でありながら、所轄署の一刑事に留まっているのは、警察組織の大スキャンダルとなる 過…

我が家のおひな様

今年のおニューの貝合わせ サントリー美術館で買いました。 百人一首の紫式部の歌が書いてあります。 合わせた貝です。 貝殻は微妙に形が違うので、他のものと合わせてもぴったり合いません。 「貞操」を意味するということで、女の子の行事に使われたりす…