仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「着物をめぐる物語」 林真理子  [新潮社]

タイトル通り、着物にまつわる物語を集めた短編集、11話収録 「松の緑」「形見」「唐子」「お夏」「織り姫さま」「箱屋」など 話ごとに語り手は変わります。 それぞれの立場から着物に関わっている主人公達が、自分のエピソードを語ります。 加賀友禅職人…

青汁 冬バージョン

かねてから懸案だった(笑) 青汁の冬期の飲み方ですが、 いくつか試してみました。 ・紅茶 =× ・ホットミルク =○ ・緑茶 =△ 紅茶はまずくてダメ。 ホットミルクは、アイスで飲んだときと同様けっこういけます。 緑茶はお茶の味が消えてしまって、お湯で…

渡辺淳一 「失楽園」他

かの有名な不倫小説「失楽園」がブームになったころ、 この本と他の小説いくつかをまとめて読みました。 それで、この方の現代小説は、みな主題は同じなんだなあという結論を出してしまいました。 「結婚というシステムは恋愛の発展、成就にはそぐわない。 …

「ミスキャスト」 林真理子  [講談社]

三十八歳会社員 男性が主人公の不倫小説 商社に勤める原岡は三年前、専業主婦の妻多恵子と小学生の娘奈美を捨て、不倫の末の再婚をした。 今の妻典子は映画や本、コンサートのPR会社に勤めるキャリアウーマン。劇的な再婚から三年が経ち 原岡は今の生活に不…

国勢調査

とっとと書いて封に入れました。嫌なことは早く済ませたいタイプなので。 個人のプライバシーを国家に申告するようなことは非常に抵抗があるのですが、 パンフレットを読んでみると、必要性はあるようだと納得できたので 提出はします。 ただ、「関係者には…

「もう少し知りたい人のための『ソフィーの世界』哲学ガイド」 須田朗

NHK出版 発行 須田 朗氏は、「ソフィーの世界」日本語版の監修をされた方です。 「ソフィーの世界」を読んだ後、もう少しくわしく哲学のことが知りたいな と思っていたら、ちょうど良い本が出ていました 須田さんは「ソフィーの世界」の読者から送られてきた…

殺菌≠消毒?

のどが本格的に痛くなった時は、この薬を使っています。 長い綿棒で直接のどに塗るので、効果が高いです。 説明書きに 「 消毒 +殺菌 」 効果と書いてあるのですが、 消毒と殺菌って違うのでしょうか??? 不思議だなあ・・・

「外套 / 鼻」  ゴーゴリ [ロシア]

ニコライ・ゴーゴリは1800年代前半のロシアの小説家 その後のロシア文学に大きな影響を与えた人物 この二編は、ロシア文学の名作にしては珍しく短篇です。 芥川龍之介の短篇を連想させます。(芥川の方が後ですが) 「外套 (ガイトウ)」 外套は要するにコ…

ゴホンといえば

龍角散の季節になってまいりました。 気温差が大きいし、乾燥してきたので。 のどの弱い私は常備しています。 昔ながらのデザインが好きだし、ちいちゃい匙で粉をすくって飲むのもなんかいいです(^_^) 我が家の救急箱は、 龍角散の匂いがします。 あと、母親…

「白い巨塔」 山崎豊子

国立大学医学部を舞台として医学界の内幕を描いた社会派人間ドラマ 山崎氏の代表作で、何度も映像化している。 国立浪速大学第一外科の財前五郎助教授は、高い技量を持ち食道ガンの権威として名高い。あくの強い 自信家である彼を上司である東教授はけむたく…

さ~む~い~(>_<)

扇風機しまってないのに、ストーブ出したいよ~。 床やイスの上のゴザに触ると、つべたい(>_<) 押入れからフリースの上着を引っ張り出して着ています。 寒くて動きたくない・・・・。 週末は一気に衣替えしようかなあ。 でもまた暑くなったりするんだよね~。

‘生活保護190万人突破’

本日の新聞一面の記事です 190万人を超えたのは、戦後1955年度以来だそうです。 2008年度後半から、半年に10万人のペースで増加しているそうです。 物語「ソフィーの世界」では、マルクスの思想についてこのように語っていました。 マルクスは…

「ソフィーの世界」  ヨースタイン・ゴルデル [ノルウェー]

副題は「哲学者からの不思議な手紙」 NHK出版 発行 訳者は池田香代子氏 監修は 須田 朗氏 1991年に発表され、世界的なベストセラーとなった哲学史ファンタジー 「哲学の歴史を語る」ことと「ファンタジー」を両立させた画期的な物語です。 西洋哲学の入…

フィールミント チョコレート   [明治製菓]

薄いスティックタイプのチョコで、ミントとチョコの二層になっています。 他の製品にはない味です。 チョコミントアイスがお好きな方なら、絶対おすすめです! 売っているお店が少ないので、見つけたら買って下さい(笑)

『西原理恵子の人生画力対決』   [小学館]

http://big-3.jp/bigsuperior/tameshiyomi/saibara/1.jpg 雑誌「ビッグコミック スペリオール」で連載中の、実録マンガ ゲスト漫画家と似顔絵勝負をするという企画。 西原さん、かなりぶっとばしてくれています。 ゲスト陣が豪華ですごいんです。 藤子不二雄…

アンパンマン クランチチョコ  [FUJIYA]

アンパンマンチョコは好きで、時々買うのですが、 このクランチタイプは初めてです。 スタンダードタイプは独特の甘さでクセになります(^^) 他の製品にはない味なんです。「キシリトール入り」だからかなあ。 小包装一つずつにアンパンマンクイズが載ってい…

十五夜

月餅のようなまんまるいお月様が 夜空に浮かんでますね~(^^) いつの間にか、日が暮れるのが早くなりましたね。 6時には真っ暗です。

「流星の絆」 東野圭吾   [講談社]

14年前の殺人事件の謎を解く、長編ミステリー テレビドラマにもなりました。 功一、泰輔、静奈の幼い三兄弟は、夜中洋食屋を営む両親に黙って自宅を抜け出した。 ペルセウス座流星群を見るためだ。流星群は見られずに帰宅し、両親の部屋をのぞいた功一は …

蒟蒻畑

こんにゃくばたけは、我が家の夏の定番の一つですが、新味を発見しました。 「レモンジンジャー」と「温州みかん」です。 何年も愛好していますが、初めて見ました。前からあったのかしら? ちなみに私の好きな味は「うめ」です。 涼しくなってきて、そろそ…

仲秋の名月

今年の十五夜は、あさっての22日(水)です。 雲のない、月がよく見える晩になるといいですね。

秋桜

お花屋さんで見かけて買って帰ってきました、コスモスちゃん。 なんと100円です! リーズナブル~(^_^)v 名前の通り、秋の風情ですね。

『毎日かあさん』 西原理恵子  [毎日新聞社]

西原家の日常を描いたエッセイ漫画 西原家は、息子、娘一人ずつ(幼稚園~小学生)と作者の母の4人家族。 離婚した元夫も近所に住み、時々登場する。 やんちゃで体が先に動くおばかちゃんだけど、無邪気でにくめない息子くんや いかにも下の女の子らしい要…

「家族の時代」 清水義範

ユーモラスな家族小説 法事で一族が集合した栗田家。七十七歳になる父草平、母静江との間には三人の子供、 健一郎、加寿子、美津子がいる。三人はそれぞれ結婚しており、二人ずつ子供をもうけている。 静江のいとこ瑞穂は健一郎たちにとって母親代わりと呼べ…

ニュー フェイス

このたび仲間入りした スパティフィラム です。 観葉植物なんだけど、お花付きなところがいいです(^^) 前からの鉢植えたちが根詰まりしてそうなので、大きい鉢に植え替えました。 枯れないか心配でしたが、大丈夫そうでよかったです。 サンセベリアちゃんは…

「オリンピックの身代金」 奥田英朗

ハードボイルドな社会派サスペンス、吉川英治文学賞受賞 昭和39年東京オリンピック開催のその年、オリンピックの成功を目指して日本中が沸き立っていた。 競技会場、新幹線、モノレールなど各種施設の建設が突貫工事で進む中、「東京オリンピックの開催を …

園芸部 秋期活動開始

夏の間はあまりの暑さに活動する気力がありませんでした。 鉢植えちゃんたちも、猛暑のせいで (ということにしておきたい) いくつも枯れてしまったし・・・・(T_T) 涼しくなってきたので、気を取り直して 活動再開したいと思います。 課外活動でお勉強とい…

「素晴らしき家族旅行」 林真理子

お茶の間ホームドラマといった感じの家族小説 菊池忠紘は妻幸子と息子・娘と共に両親の家で暮らすことになった。忠紘の寝たきりの祖母淑子を 介護するためだ。忠紘の父保文の他、二人の子供がいるのにも関わらず、孫夫婦が介護する ことになったのには、やや…

寒い!

昨日から気温が下がって、布団に入っても寒くて眠れず 起き出して掛け布団を取り替えたりしました。 今日はさらに寒い! 長袖の服をたんすの奥から引っ張り出しました。 久しぶりに電気ポットでお湯を沸かして、温かいお茶を飲みました。 先日、本屋で来年の…

「砂の器」 松本清張

著者代表作の長編 なるほど名作です!上下巻に分かれる長編で読むのは時間がかかりますが、ぜひお薦めします。 宮部みゆきさんも言ってましたが、清張作品はタイトルが実にかっこいいですね。 ある早朝、蒲田駅操車場の始発電車の車両の下から死体が発見され…

雑誌「PHPスペシャル10月号」    [PHP研究所]

「本を読もう -心に聞く読書案内-」という特集の号でした。 いろいろな方が好きな本を紹介していました。 漫画家の川原泉さんは、「銀河英雄伝説」(田中芳樹著)でした。 そういえばこの方は銀英伝のファンでしたね。 その関係で、川原さんの「中国の壺」…