仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018~2019 年末年始商戦について

働き方改革や景気の変動により 小売業のあり方に変化の大きい最近です。 元日営業を見直す動きが出てきたのは良いことです。 これこそブラック企業 事例の代表格でしょう。 お正月用の食料品の買い出しは 1月1・2日休業のスーパーを選んで行きました。 「…

‘ムンク‘展      東京都美術館 (上野)

1月20日まで開催中 ムンクの「叫び」といえば、 美術にまったく興味ない人でも知っているであろう 普通名詞並みに有名な絵です。 特別興味はなかったですが これだけ有名な絵は見ておかなきゃ と思って行きましたが 正解でした。 有名=普遍=誰が見ても…

『ハチミツとクローバー』ファンの方へ

ハチクロファンの方へお知らせです。 羽海野チカ氏が現在連載中の 「3月のライオン」14巻を読んでみてください。 ハチクロの主要キャラのその後が語られているのです。 ファンだったら絶対知りたい!というあたりが。 こちらはハチクロコミックスの9巻の…

12月のカレンダー

ドウダンツツジ 灯台躑躅 後ろはクリスマスツリーかな 来年のカレンダー 根津美術館のです。 やっぱり癒し系の王様 パンダちゃん

‘マルセル・デュシャンと日本美術‘展   東京国立博物館(上野)

12月9日まで開催していました マルセル・デュシャン氏とは、西洋の前衛芸術の第一人者だそうです。 「きっと全然理解できないだろうなあ」と思って行きましたが その通りでした 「便器が芸術」だなんて理解できなくていい・・・。 それでも行ったのは た…

‘斉白石‘展   東京国立博物館 (上野)

東洋館で12月25日まで開催 通常展示の料金で見られます。 副題は「中国近代絵画の巨匠」 現代中国で一番人気の画家だそうです。 ついでにと、立ち寄ったのですが すごく良かったです。 なるほど、中国第一と言われるだけの作品だと感銘を受けました。 伝…

ダウン製品のリサイクル回収

ダウンコートが傷んできたので新調しようと思っています。 古い物の処分ですが、ダウン製品を引き取ってリサイクルするという団体があるらしいので 調べてみました。 一般社団法人 Green Down Project http://www.gdp.or.jp/ 参加企業に大手アパレルメーカー…

ニベアのネットCMに、ジェンダーを思う。

yahooの動画サイトでのCMについて ボディクリームの「ニベア」のものを今日見ました。 さくらももこさんのイラストで アットホームなストーリーなのですが 古いステレオタイプな家族観で今どきどうなの? と思うところがありました。 風呂上がりの母と幼い娘…

‘一条ゆかり展‘    弥生美術館(根津)

少女漫画家の大家 一条ゆかり氏の展覧会です。 12月24日まで開催中 展示内容は 生原稿を中心に カラーイラスト、掲載雑誌、雑誌の付録など多彩です。 ところどころ、作者のコメントもついています。 CDのジャケットとか、漫画以外の仕事もなさっていたの…

十二月の詩

のちのおもひに 立原道造 夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に 水引草に風が立ち 草ひばりのうたひやまない しづまりかへつた午さがりの林道を うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた ――そして私は 見て来たものを 島々を 波を 岬を 日…

‘鎌倉国宝館 1937-1945‘展    鎌倉国宝館(鶴岡八幡宮内)

12/2まで開催の 開館90周年記念の特別展です。 副題は「戦時下の博物館と守り抜かれた名宝」です。 第二次世界大戦中の博物館の活動をテーマにという 社会的意義のある企画です。 戦時中の困難な時期にも休館をせずに活動を続けたということです。 国宝…

極楽寺

江ノ電の駅の名前だし、有名なお寺ですが ひっそりとした感じです。 鎌倉のメイン観光エリアの外れにあり ここに来るために江ノ電を降りるような場所にあります。 江ノ電を降りてお寺に向かう途中から こちらは門前の立札。 境内はすべて、撮影やスケッチが…

‘東山魁夷展‘  国立新美術館  (六本木)

12/3まで開催の 国民的画家 東山魁夷氏の生誕110周年の記念展です。 代表作がそろっていてすごいですが 一番は唐招提寺 御影堂のふすま絵が完全再現されていることです。 絵は別の館で見ることはできるけど 唐招提寺のふすま絵を全部見る機会がなかな…

『服を着るならこんなふうに』 縞野やえ (角川書店)

男性へのファッション指南本 というユニークなジャンルです。 主人公は27歳会社員 平日はごく普通のスーツ生活で 休日の私服には無頓着という、よくいそうなタイプ しかし、ある時自分のセンスのなさに危機感をもち、 妹のアドバイスを受け、改革をしてい…

十一月の詩

落 葉 松 北 原 白 秋 一 からまつの林を過ぎて、 からまつをしみじみと見き。 からまつはさびしかりけり。 たびゆくはさびしかりけり。 二 からまつの林を出でて、 からまつの林に入りぬ。 からまつの林に入りて、 また細く道はつづけり。 三 からまつの林…

11月のカレンダー

肥前菊 10月は京都の菊でしたが、11月は熊本です。 菊は各地で品種改良されてるのかな、日本の花ですね。 シックなデザイン いわさきちひろにしては、大人な雰囲気 やっぱりグラビアアイドル風 ヤマブドウ 味覚の秋ですね まか

「下町ロケット ガウディ計画」  池井戸潤   (小学館文庫)

直木賞受賞の「下町ロケット」の続編です。 前作から数年後、 佃製作所はまたピンチに陥ります。 今度の敵は、新興のライバル企業と権力志向の医学部教授です。 「ガウディ」とは、心臓病治療のための医療機器の名前です。 前作同様、楽しめる小説です。 敵…

MELODY(メロディ)買います!

何のことかというと 白泉社の少女マンガ雑誌のことです。 以前からなるべく購入するようにしていましたが、 改めて決意しました。 集英社の女性漫画誌「YOU」が廃刊しました。 しばらく前には白泉社の「月刊花とゆめ」も。 無くなると困る雑誌は購入して応援…

‘東西数寄者の審美眼‘展  五島美術館(世田谷)

12月9日まで開催の茶道具展 東西の私鉄(東急・阪急)の創始者 五島慶太と小林一三のコレクション展です。 大阪の逸翁美術館の作品がたくさん見られるのが良いです。 小野道風の継色紙とかお宝がいろいろありました。 日本の書がお好きな方にお勧めです。…

‘新・桃山の茶陶‘展   根津美術館 (青山)

12月16日まで開催の特別展 桃山時代の茶道の焼き物の展覧会です。 なぜ「新」がつくかというと 30年前に「桃山の茶陶」展を行っており その新バージョンという位置づけだからだそうです。 名前だけ新しくしたわけではなく 内容が新しくなっています。 …

『ながたんと青と』  磯谷友紀   (講談社)

講談社の女性誌 Kiss に連載中の料理人漫画。 舞台は昭和26年、終戦後数年たった京都 主人公 いち日(いちか)は、料亭の娘 結婚間もない夫を戦争で亡くし、ホテルの調理場(洋食)で料理人として働く。 料亭の後継ぎは妹となり 婿養子をもらうはずだ…

‘仏像の姿 -微笑む・飾る・踊るー‘    三井記念美術館(日本橋)

11月25日(日)まで開催中の特別展です。 「特別展」と銘打っていますが、本当に特別でした。 おそらく従来の仏像展にはなかった新機軸の企画だと思います。 仏像に興味のある方にはぜひお勧めです 副題の「仏師がアーティストになる瞬間」という通り 制…

‘没後160年記念 歌川広重‘展   太田記念美術館(原宿)

太田記念美術館は、浮世絵専門美術館です。 興味はあったのですが、 初めて行く機会を得ました。 こじんまりした建物で 外観は普通の図書館みたいな感じです。 でも展示室は雰囲気ありました。 畠山記念館のように、畳に上がって作品を鑑賞するスペースもあ…

十月の詩

一つのメルヘン 中原中也 秋の夜は、はるかの彼方に、 小石ばかりの、河原があって、 それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました。 陽といっても、まるで硅石か何かのようで、 非常な個体の粉末のようで、 さればこそ、さらさらと かすかな…

10月のカレンダー

サガギク 京都の嵯峨で作られた菊だそうです。 「○○みたい」と思うのですが ○○が何かが思いつかない。 何だろう、掃除用品系な気がする・・・ グラビアアイドル並みのカメラ目線 ニイタカホトトギス

JR首都圏 運休 20時から

JR東日本が首都圏全線の計画運休を決めたそうです。 本日20時から。 外出中の方は早く帰宅した方がいいですね。 時間ぎりぎりではなく余裕をもって。 東日本では、全線計画運休というのは初めてだと思いますが 良いことだと思います。 今回は発表が遅いの…

「向田理髪店」    奥田英朗   (光文社)

北海道の過疎地が舞台の連作短編集 6編収録 北海道の炭鉱都市だった町が舞台 一時期は栄えた町だったが炭鉱が閉鎖されてから さびれる一方で、とうとう財政破綻したという町 主人公 向田康彦は理髪店の店主 妻・母との三人暮らし 娘と息子は就職して家を出…

‘禅僧の交流 墨跡と水墨画を楽しむ‘   根津美術館(青山)

10月8日まで開催中。 中世、日本・中国間で交流を持った禅僧たちの書画の展覧会です。 書作品の中でも、禅僧の書は一般の書家とは価値が異なるし、 水墨画も画題がある程度限定されるし 興味をもつ方が限られる展覧会かもしれません。 次回の展覧会が 「…

‘日本画の挑戦者たち―大観・春草・古径・御舟―‘展   山種美術館(恵比寿)

11月11日まで開催の展覧会 日本美術院創立120周年記念として、草創期を支えた横山大観、菱田春草、小林古径、速水御舟 の作品を中心に展示しています。 山種美術館コレクションのメイン作品の展覧会だなという印象です。 「王道」の作品ばかりで安定…

gram (鎌倉 アクセサリーショップ) 青山店

gram の青山店に行ってきました。 根津美術館のすぐ近くです。 交差点の道路を挟んで向かいに、この店があって この店の前を直進して二軒先のビルの一階です。 壁に店名が表示してあるので、わかります。 鎌倉店と、店内の雰囲気は同じような感じです。 ただ…