仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『夢の雫、黄金(きん)の鳥籠』   篠原千絵  [小学館]

増刊姉系プチコミックに連載中の歴史恋愛物語 16世紀初頭、オスマントルコ帝国が舞台。 主人公ヒュッレムは、皇帝の後宮(ハレム)に入った女性。 作者 篠原千絵氏はベテラン漫画家。 少女漫画好きな方なら知ってるかな。 最初はヒョウに変身する女の子の…

「寺田寅彦」     ちくま日本文学全集文庫

寺田寅彦は明治の物理学者で、優れた随筆を多く書いた。 夏目漱石の弟子筋。 随筆の内容はさまざまで 専門の科学分野もありますが 文学関連や日常生活における所感など 興味深い文章がいろいろあります。 夏目漱石の講演録などもそうなのですが 明治時代であ…

6月下旬のお花

今回は名前がわかりません。 器がちょっとユニーク

6月中旬のお花

浜木綿って、なんか名前が好きです。

六月の歌    ‘万葉集より’

見れど飽かぬ 吉野の川の 常滑の 絶ゆることなく またかへり見む 柿本人麻呂 ぬばだまの 黒髪山の 山菅に 小雨降りしき しくしく思ほゆ 我がやどの 夕蔭草の 白露の 消ぬがにもとな 思ほゆるかも 笠女郎 玉敷ける 清き渚を 潮満てば 飽かず我れ行く 帰るさに…

「柳田國男」   ちくま日本文学全集文庫

民俗学の第一人者 柳田國男 多くの文章を遺していますが 有名なのは 「木綿以前のこと」「遠野物語」 現在、私たちにもっとも身近な布地といえば木綿ですが 意外と歴史は古くない。 麻と絹の方が古いんです。 それでも今は木綿が一番ということは それだけの…

6月のカレンダー

黒楽茶碗 銘:時雨 本阿弥光悦 作 黒のお茶碗に抹茶の色がよく映えます。

6月のお花

6月といえばアジサイですよね。 そろそろ梅雨入りかなあ。