仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『SLAM DUNK スラムダンク』 井上雄彦   [集英社]

熱血感動高校バスケ部ストーリー。 日本のバスケットボール競技人口を増加させたほどのヒット作。 バスケット経験者他、心のバイブルにしている方は多いことでしょう。 湘北高校に入学した赤い髪のヤンキー 桜木花道は同級生の晴子さんに一目惚れする。 晴子…

「恋愛少女漫画家」 一条ゆかり

少女漫画の大家 一条ゆかりさんのエッセイ。 「一条ゆかりはいかにして出来上がったか」という自身の半生記のような内容。 「生いたちの章」「青春の章」「恋愛の章」「仕事の章」に分かれています。 「生いたちの章」を読むと、ハングリー精神、バイタリテ…

『タッチ』 あだち充

ご存じ、高校野球青春ドラマの名作。一世を風靡しました。 アニメ主題歌の岩崎良美の歌、今でもそらで歌えます。 「南ちゃんを探せ」なんてコーナーがニュース番組にありましたね~。 達也と和也は双子の兄弟。隣の女の子 南とは生まれたときからの幼なじみ…

「ドリームバスター」 宮部みゆき

地球とは別次元の星の人々が主人公の、SF冒険物語 完結はしておらず、徳間書店から5巻まで出ているようです。 主人公シェンは、惑星テーラのドリームバスター(D・B)。 地球人の夢の中に隠れている、脱走した囚人たち(の精神体)を捕獲する賞金稼ぎだ。 …

「3びきのくま」 トルストイ[ロシア]        [福音館書店]

絵は、バスネツォフという人です。 このお話も知っている方が多いのではないでしょうか。 「大きなかぶ」と同じ作者です。 ある女の子が森でまいごになりました。森の中で小さな家を見つけて入ってみました。 食堂のテーブルの上には、スープの入ったおわん…

「マドンナ」 奥田英朗

‘40代会社員 課長’である男性を主人公にした短編集。5編収録。 講談社文庫から出ています。 例によって作者の鋭い人間観察眼が感じられますが、 毒は少なく、温かい読後感です。 ターゲット?の40代の男性方はどんな気持ちで読んでおられるのでしょうか…

『帯をギュッとね!』 河合克敏  [小学館]

「とめはねっ!」の河合克敏さんの出世作となった高校柔道漫画。 スポ根ものというより、ラブコメな雰囲気の作品で肩が凝らずに読めます。 気軽に柔道に親しめます。 静岡県立浜名湖高校に、入学した5人の仲間が新しく柔道部を作り 強くなっていき、やがて…

『プライド』 一条ゆかり

女性誌「コーラス」に連載していたオペラ・ドラマ。 実写映画にもなりました。 [登場人物] ・麻見史緒(あさみしお)=オペラ歌手だった亡き母の後を追い、歌手を目指す。 実業家の父の下で裕福に育つ。美人でプライドの高いお嬢様 ・緑川萌(みどりかわも…

のだめカンタービレ、連載終了

正確には本編はすでに終了していて、続く番外編(オペラ編)が今回で終わりました。 それにつられて珍しく雑誌を買ってしまいました。 おまけにクリアファイルがついてましたよ~。 オペラ編は、日本で桃ヶ丘音大卒業生の菅沼沙也主催の歌劇団が 「魔笛」の…

歯のエステ

歯のホワイトニングというものを、初めて試してみました。 普通の歯科医院とは違って、エステサロンみたいなお店でした。 健康保険が効く普通の歯の診療もやってるけど、 それとは別にエステっぽい自由診療もやっている所です。 「審美歯科」という名前が掲…

サーファー通りの警告看板

某海岸近くの「サーファー通り」という道路にある看板です。 あまりにもストレートな文面で笑えます。 確かにいかにも違法駐車が多そうなエリアです。 ここまで書かなきゃダメなんでしょうね。

『まいあ  ~SWAN actⅡ~』 有吉京子  [平凡社]

30年前のバレエ漫画の名作の続編 SWANの主人公 聖真澄とレオンハルトの娘 まいあが主人公の次世代ストーリー。 14歳のまいあは、パリのオペラ座バレエ学校に入学し、仲間たちと切磋琢磨し成長していく。 SWANのキャラクターが大人になり、その子供たちが…

「空の名前」 高橋健司   [角川書店]

空や天候、季節の移ろいに関する日本語を、写真とともに紹介する写真集。 1.雲の章 2.水の章 3.氷の章 4.光の章 5.風の章 6.季節の章 に分かれています。 趣のある、癒し系の写真集です。 今は残暑が厳しいので、秋の風物が恋しいですね。。。

うちの前の百合

我が家の前に咲いているユリです。 ちょうど車を停めて降りる所の目の前に咲いているので 降りたとたん、ふわっと香りがただよってきます。 やっぱり香りのある花っていいなあ。

『キャプテン』 アニメ主題歌の歌詞

ちばあきおさんのマンガ「キャプテン」はテレビアニメになりました。 その主題歌が名曲なんです。 よくこれだけ作品の世界観を歌にできたな、と思うくらい。 いつのころからか、アニメの主題歌は内容とは全然関係ない アイドルの歌にしたりするようになって…

「女性に関する十二章」 伊藤 整  [中公文庫]

作者は昭和期活躍した評論家、作家。 「チャタレイ夫人の恋人」を翻訳したことで裁判になったことが有名。 雑誌「婦人公論」に連載されたエッセイで、ベストセラーとなる。 その後、伊藤整ブームが起きる。 本の装丁の、いかにも時代錯誤っぽいレトロな雰囲…

『キャプテン』『プレイボール』  ちばあきお

昭和の学生野球マンガ。 作者はちばてつやさんの弟。 『キャプテン』は、中学校(墨谷ニ中)の野球部4代を描く。 谷口→丸井→イガラシ→近藤 『プレイボール』は、1代目谷口くんの高校(墨谷高)での部活動を描く。 天才もスター選手も必殺技も出てこない、…

宿題、がんばれ~!!(^^)/

学生のみなさん 夏休みも終わりが近づいてきましたね。 宿題に追われて、あせっている方も多いのではないでしょうか。 まだまだ暑いのに、大変ですね(>_<) やればいつかは終わりますから がんばってくださいね! さわやかな画像をアップしておきますね~ ち…

「やさしく極める“書聖”王羲之」 石川九楊     [新潮社]

王羲之(オウ ギシ)は中国東晋の書家 書道史上最も優れた書家といわれ、“書聖”と称される。 すべての書家はこの人を学ぶそうです。 良寛も王羲之を基本として学んだそうです。 マンガ「とめはねっ!」の主人公 大江縁の父親 義之(ヨシユキ)は この人物か…

「NHK美の壺 良寛の書」       [NHK出版]

良寛は、江戸時代末期の僧侶です。 日本の書道史において、重要な位置づけの人物だそうです。 書道マンガ「とめはねっ!」の主人公 大江縁の祖母 英子さんの好きな書家です。 この本は、NHKテレビの番組「美の壺」の良寛の回を書籍化したものです。 テレビら…

「手で書いた日本語 心にしみる『生字』」 泉秀樹 [文芸社]

日本語の「書」を集めた写真集ですが、有名な作家の作品とは限りません。 古い時代から最近のものまで。紙に書かれたものから木の看板、皿の飾り文字まで。 額に飾るような芸術作品から、普通の人の手紙・メモ書きまで。 作者は、コンピューター万能の世の中…

「松本清張傑作短編コレクション 上巻」 宮部みゆき責任編集

文春文庫から出ています。 第一章 巨匠の出発点 「或る『小倉日記』伝」 芥川賞受賞作です。 宮部さんの「前口上」より 私がこのコレクション企画で毎日ルンルンしている時期、出版界は--というより世の中全体が、二人の新芥 川賞受賞者を寿いでいました。…

8月15日

本日は、終戦記念日です。 日本のすべての戦争犠牲者のご冥福をお祈りします。 それから、日本の侵略の被害を受けたアジア各国の皆様にお詫びを申し上げ、 ご冥福をお祈りいたします。

柳家小三治独演会

埼玉県の草加市文化会館にて 会館の前に川がありました。 川沿いに松林が続いていて、江戸時代のような風情で、すてきでした 1席目は例によって枕が長かったです(笑) 細川元首相のスキー場の食堂での‘殿様’ぶりとか。 9/1に金沢市で行う「歌の会」のプ…

東京メトロのマナー広告

このポスターシリーズはウィットがきいていて、好きです。 こんな広告は不要になるのが一番いいですけどね 初めて見たポスターは「おうちでやろう」というコピーで、 車内であることをしている女性のイラストでした。 さて、何をしているのでしょうか? 今日…

『バケツでごはん』 玖保キリコ

週刊ビックコミックスピリッツで連載していました。アニメにもなりました。 小学館からコミックスが出ています。 ひところ流行した動物占いのイラストは、この作家です。 上野原動物園の秘密は、動物たちが地下鉄で毎日通勤していること。 人間社会には極秘…

市の戦争遺跡展

市の図書館に行ったら、「市内の戦争遺跡」の展示が行われていました。 画像 Ν△魯僖鵐侫譽奪箸里茲Δ覆發里 隣組 常会 朗読用 「決戦生活の心構え」 というもの。 大政翼賛会 神奈川支部 が発行元 内容は ・国民は、全てを天皇・皇室にささげること ・必勝の…

「やさしいことばで日本国憲法」 池田香代子 [マガジンハウス]

「世界がもし100人の村だったら」の池田香代子さんが、 日本国憲法をわかりやすい言葉で訳したものです。 絵本のような美しい本です。 英文の憲法や、アメリカの政治学者ダグラス・ラミスさんによる解説も載っています。 日本国憲法は改めて読むと素晴ら…

「モルグ街の殺人事件」 エドガー・アラン・ポー [アメリカ]

新潮文庫、短編5編収録です。 「モルグ街の殺人事件」 推理小説の始まりの作品、 元祖探偵オーギュスト・デュパン氏が登場します。 デュパン氏の論理的な推理の過程を読んでいると なるほど、シャーロック・ホームズの先祖なんだな~ということがよく分かり…

「清水義範本人の愛好本」 清水義範

1991年に出た、作者による自選短編集です。20作収録 清水義範、試しに一冊読んでみようか、という方にお勧め。 さすが自選集だけあって、おもしろい作品が集まっています。 あとがきでは作者が各作品について解説しています。 「蕎麦ときしめん」 とあ…