仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2012-01-01から1年間の記事一覧

大掃除、進行中

12月初めから週末ちょこちょこ進めてたので 今は細かい所まで手をつけられています。 やり始めると、とことんやりたくなっちゃうんですよねえ。 掃除って細かくやらなければやらないで、汚れてても気にならなくなるんだけど やるとやっぱり気分いいですよ…

「女は見た目が10割」  鈴木由加里   [平凡社新書]

副題は「だれのために化粧をするのか」 タイトルを見て「むかっ」 っとくる方もいると思いますが これは逆説的につけられたもので 論旨とは異なります。 むかっとくる方にこそ、お勧めしたいです。 筆者は、現代文化論が専門の大学講師の女性。 文章は、学究…

「平安かなの美」  村上翠亭・高城弘一 [二玄社]

http://www.nigensha.co.jp/shodo/bkimg/001837_l.jpg 二玄社ホームページの解説より あらゆる角度から平安古筆が学べる理想のハンドブック。学書に最適な名品を精選、書風ごとに系統立てて分類整理し、図版はできる限り原寸で掲載(カラー多数)。行き届い…

今冬のバーゲン戦線

この夏のバーゲンは、例年になく 各社バラバラの実施で大混乱でした。 その後の報道を見ると、結果(売り上げ)は思わしくなかったようなのですが。 冬はどうなるのだろうかと偵察していますが やっぱりバラバラのようです。 例年通りの店、例年より一日早め…

クリスマスイブイブの車内放送

電車が駅に着いた時の、駅員さんのアナウンス。 「網棚に、ケーキ、プレゼント、食材などのお忘れ物のないよう、ご注意下さい。」 なんかほのぼのしました この時期は街が華やかで楽しいですね ちなみに、JR東日本の東海道線 横浜駅での出来事でした

『トルコで私も考えた トルコ日常編』  高橋由佳利  [集英社漫画文庫]

文庫版 無事続刊されました。 残りの巻も出るそうです。 この巻は、息子ケナン君が生まれた後、トルコで生活している時期です。 最初の2巻が出て「次巻が出るかは売れ行き次第」と言ってたのですが 待っててよかったです。 大判の単行本と文庫じゃ、値段も…

「大人のおしゃれ再入門」   福田栄華   [アスペクト]

有名雑誌で仕事をしているスタイリストさんが書いた 大人向けのファッション指南本 30代~40代向けといった感じです。 この位の年代になると、ファッションをどうしたらよいかわからなくなります。 20代と同じ物は着られない。でもおばちゃんくさくな…

「一つのメルヘン」  中原中也

一つのメルヘン 中原中也 秋の夜は、はるかの彼方に、 小石ばかりの、河原があって、 それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました。 陽といっても、まるで珪石か何かのようで、 非常な個体の粉末のようで、 さればこそ、さらさらと かすかな…

『群青 海街ダイアリー5』 吉田秋生   [小学館]

シリーズ第5巻です。 コミックス一冊分の連載がたまったら、即って感じで発刊されてます。 人気ですねえ。 このシリーズはカラーページが本当に綺麗。 書店の棚でもぱっと目をひきます。 地元付近が舞台なので、時々「ここ、知ってる」という場所が出てくる…

フィギュアスケート グランプリ ファイナル  男女優勝!

浅田真央選手と高橋大輔選手のダブル優勝でした 女子シングルの優勝は何度もあるけど 男子は初めてです。 高橋くん、浅田さんに続く若手も育ってるし、 日本の選手層も厚くなったものです。 ペア、アイスダンスは別だけど。 日本の国民性からいって これは変…

『プロチチ』 逢坂みえこ  [講談社]

講談社の男性誌「イブニング」に掲載中のイクメン漫画 2巻まで出ています。 主人公 徳田直は、専業主夫&0歳児の父 編集者の妻 花歩に代わり、息子を育てる。 直は会社員だったが、人間関係がうまくいかず離職している。 彼の問題は、アスペルガー症候群…

冬の緑

スパティフィラム、相変わらず元気です。 初代鉢植えちゃんで、生き残ってるのはこの子だけ。 手入はちっとも良くないのに、丈夫です。 もはや「うっそう」と呼びたい茂り方。 和むとか、カワイイとかいうレベルではない でもいいの。空気清浄効果的には葉っ…

12月のカレンダー

雪の街道 今年も終わりって感じです。 ゴ~~ン

「ラブ・スマート」   フィル・マグロー  [三笠書房]

副題は、 100万人の女性を幸せな結婚に導いた「こころの引き寄せ」ルール アメリカの有名心理学者の全米ベストセラー本だそうです。 一昔前にベストセラーになった「地図の読めない女 話の聞けない男」系の内容。 心理学はアメリカが最先端なので、本もア…

十二月の言葉

こういん やのごとし 【大意】 禅堂の時を告げる木板に「生死は大事なり。無常は迅速、 光陰矢の如し、時人を待たず」と説き、時間の大切さを修行 者に戒める。時間ほど大きな働きをするものはあるまい。早い一日、無駄なく有効に使ってこそ充実した生活があ…

「マスカレード・ホテル」 東野圭吾 [集英社]

ミステリ長編。シリーズ物ではありません。 舞台は東京の一流ホテル 連続殺人事件の次の犯行を防ぐために、刑事がホテルの従業員になって 捜査を行うという設定。 東野氏の最近の新作にはがっかりしていましたが これはおもしろかったです。 とりあえず愛想…

伊藤理佐サイン会

エッセイ・ショート漫画家の伊藤理佐さんのサイン会です。 横浜の書店で開催されたので行ってきました。 サイン会というものに行ったのは初めてだったので、おもしろかったです。 講談社の女性誌「kiss」に連載中の「おい、ピータン!」の新刊発売記念という…

角川ソフィア文庫 ビギナーズクラシックシリーズ 「新古今和歌集」

角川文庫の教養版から出ています。 最近はどこの会社も、普通の文庫とは別にこういう路線をたてているのかな。 「ビギナーズクラシック」シリーズということで かなり幅広く出しています。 日本・中国の古典の有名どころは網羅している感じ。 「新古今和歌集…

能「紅葉狩」 狂言「清水」

11月17日(土) 鎌倉芸術館にて 年に数回の鎌倉能シリーズですが、最初にプレトークなるものが 付くのが恒例です。 その日の演目について解説するわけですが、 私は無い方がいいです。 これから演じられる内容を言葉で説明されるのって、興ざめでイヤ …

『チャンネルはそのまま!』 佐々木倫子  [小学館]

主人公 雪丸花子 副題は「HHTV 北海道★テレビ」 週刊ビックコミックスピリッツに掲載中のテレビ局マンガ 「動物のお医者さん」の佐々木倫子さん作 北海道の弱小ローカルテレビ局が舞台 間抜けな報道記者 雪丸花子を中心にキャラの濃いテレビ局の面々が 活躍…

「学校って何だろう」  刈谷剛彦  [ちくま文庫]

副題は「教育の社会学入門」 もともとは「毎日中学生新聞」に連載されていた文章です。 当時の編集長 横田一氏の 「あなたは自分のやっている学問を、中学生にわかるように書けますか?」 という問いかけがきっかけで始まったそうです。 日本人にとっては「…

『誰そ彼(たそがれ)の家政婦さん』 小池田マヤ [祥伝社]

家政婦 里シリーズ 第三巻 今回の依頼者もなかなか訳ありです。 無意識の自殺願望を持つロマンスグレー男性。彼にはストーカー(夫を亡くして精神不安定な若い女性) までついてます。 レース教室経営者女性の回は、いかにも乙女チックなシチュエーションと…

「下流志向」 内田樹   [講談社文庫]

副題は、「学ばない子どもたち 働かない若者たち」 数年前に話題になった本です。 裏表紙の紹介文より なぜ日本の子どもたちは勉強を、若者は仕事をしなくなったのか。だれもが目を背けたいこの事実を、 真っ向から受け止めて、鮮やかに解き明かす怪書。「自…

秋の空

秋の雲って、独特で楽しいです

11月のカレンダー

冬らしい暖かい色調がいいですね。 雨の中、通行人、馬上の人、畑の何か? それぞれが蓑をかぶっているのがラブリー

十一月の言葉

諸悪莫作 衆善奉行 しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう 【大意】 「悪いことはするな、善いことをせよ」実行することは容易ではない。 一切の煩悩妄想を打ち払い、心が清浄でさえあれば、行いは自然と 正しくなるはずだが「自浄其意」よりほかなし。これこそが…

雑誌 『MELODY メロディ』 12月号

白泉社の少女ー女性漫画誌。 隔月刊です。最初は月刊だったんだけど でも廃刊にならなかっただけいいかな。 質の高い作品が多いんだけど、いまいちメジャーじゃないんでしょうねえ。白泉社だし。 雑誌購入よりコミックス購入層の方が多いとみました。 私も…

『トルコで私も考えた』   高橋由佳利   [集英社]

元「りぼん」の少女漫画家 高橋由佳利さんのエッセイ漫画 初回のエピソードは1992年のこと。 その後も断続的に連載は続いており、今は女性誌「You」に掲載されています。 高橋氏が、初めてトルコに旅行し、気に入ってその後長期滞在を重ね そこで出会っ…

『モンキーターン』 続刊中

今、12巻まで出ています。(全18巻らしい) 12巻の表紙は、香川の蒲生選手。 作品中、このキャラが一番タイプかも 連載時に読んでいた時とは 自分が年取った分だけ視点が違っています。 どうしても気になってしまうのが 青島さんと洞口くんの恋愛模様…

「和歌とは何か」 渡部泰明  [岩波新書]

大学の一般教養の講義録といった感じの一冊 「和歌」をさまざまな角度から、学問的に解き明かしている内容です。 文学というより社会学的なアプローチと呼べるでしょうか。 技法の解説に、 記号(A B A' B' )や 数学みたいな図を使ったりしていて 大学入試…