仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

金沢市 各種美術館

市立中村記念美術館 元は個人美術館 お茶道具を展示してます。 成巽閣 前田家13代当主が母のために建てた御殿 一階は公的な空間としての書院造り 二階は私的な数奇屋造り と大変凝った造りとなっています。 一階はひたすら豪華で、さすがは大大名だよな~…

武家屋敷跡 野村家④   (金沢市)

お庭の大木 こちらは門の前 このエリア全体が武家屋敷跡となっており 風情のある散策が楽しめます。 この野村家はリピートしたい観光名所NO1となりました。 理由は、趣味の高い素敵なお屋敷だからというのは当然として ・たぶん町人(豪商とはいえ)の屋敷…

武家屋敷跡 野村家③   (金沢市)

二階には茶室があります。 裸足でも上がらせてもらえて お抹茶をいただくことができます。 階段の手前にすてきな前栽 地元の書家の方の書「今日無事」 こちらは茶室の隣 天井も床も、凝った造り どちらのお部屋からも 庭を見下ろすことができます。 お茶をい…

武家屋敷跡 野村家②   (金沢市)

刀の刃と鞘 鑑定書もついてます。 何代目かの前田公の書 上段の間 訪問した藩主を迎える部屋で ここだけは立ちいり禁止。 総檜つくりの天井 時代様式の格天井 上段の間と隣の部屋の境には御簾がかかっていました。 当時もこうだったのかな。 平伏した家臣が…

武家屋敷跡 野村家①   (金沢市)

今回の金沢観光の中で一番 行ってみて気に入った所です。 中に入れる歴史的建築物はいろいろありますが 今までで一番、くつろげてこのままずっといたい・・・と思うようなところでした。 長町武家屋敷エリアにある野村家 野村家は前田公の直臣の家柄 でもこ…

兼六園④    (金沢市)

山崎山は園内の外れに位置する山奥っぽいエリアです。 扱いも地味な感じですが 兼六の「六」すべてを押さえたかったら、見るべきかと。 混雑する時期でもここは人少ないと思うので 休憩によさそう。 山崎山の上の東屋 兼六園 次回は違う季節に来てみたいです…

兼六園③   (金沢市)

日本最古の噴水 黄門橋 栄螺山の上からの眺め 栄螺山の頂上 ラジオ塔も灯篭型でした 木の枝が下向きになるのは雪国の特徴らしい。 雪が積もるから。 山崎山の芭蕉の句碑

兼六園②   (金沢市)

いろんなところに灯篭があります 形はそれぞれ違うみたい 川底も小石が敷き詰められていて、きれい カキツバタが群生 伊勢物語の有名なシーンと和歌を思い出します。 花の時期には日本画から抜け出したような光景になるのでしょう。 兼六園のシンボル 徽軫(…

兼六園①   (金沢市)

金沢市といえば、ここ兼六園 早朝開放時間に行ったので、すがすがしい空気の中 ゆったりと眺めることができました。 地元の方のお散歩タイムになっているようです。 本当に素晴らしい庭園で どこも絵になる景色ばっかりで 写真撮りまくりでした。 気軽に来ら…

‘ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界‘展   三菱一号館美術館(東京丸の内)

フランスのジュエリーブランド ショーメの展覧会です。 感想をまとめると ・この美術館には二度と行きたくない。 ・ショーメは、お高くとまった権威主義のブランドである。 美術展をさまざま見ていると、当然当たり外れはあります。 しかし 「入場料、返せ!…

金沢城公園   (石川県)

兼六園の隣にある金沢城公園です。 敷地が広くて建造物も大きいスケール大の場所です。 建物は近年復元されたものだそうですが 様子がわかるそうです。 建物は復元だけど、石垣は当時のものだそうです。 広い敷地のいろんな場所にあり しかも種類も様々。 一…

金沢 ひがし茶屋町    (石川県)

福井から特急に乗り、やってきました金沢市。 ひなびた福井から、にぎやかな街にやってきて 頭がぐらぐらしました 金沢市内には三つの花街があり、そのうちの一番大きなエリアです。 古い建物が残っている一画です。 家の軒先に飾ってありました。 お寺の印…

永平寺 参籠

永平寺の大きな特徴は、僧の修行の場であることで 現代においても修行僧のみなさんは、伝統的な厳しい修行生活を送っているそうです。 一般人も各種体験ができます。 今回、私は参籠をしてきました。 参籠(さんろう)というのは、宿坊に泊まることです。 寺…

永平寺③  (福井)

唐門 寂光苑の「寂照の鐘」 こちらは、境内ではなく、門前の川沿いを少し歩いたところにある 公園のような所です。 誰でもつくことができます。 お寺の内外に蓮が植えてあり、 これもまた清浄な雰囲気をかもしだしています。 こちらの苑もよく整備されていて…

永平寺②    (福井)

山門(正門)には四天王が左右に二体ずつ立たれています。 四天王は建物の奥に置かれることが多いそうですが 永平寺では修行の妨げになる邪をはらうために あえて玄関口に、となっているとのこと。 山門正面の額 こちらはお寺の前を流れる川沿いの灯篭 左の…

永平寺①  (福井)

福井県にある永平寺 曹洞宗 大本山です。 鎌倉の禅宗 臨済宗と並んで 二大禅宗といわれる曹洞宗です。 このお寺は参拝コースは限定されていますが、 広いので十分満喫できます。 通用門から入り、靴を脱いで 建物にあがります。 まずは修行僧の説明を受けて…

8月の詩

夏の日の歌 中原中也 青い空は動かない、 雲片(ぎれ)一つあるでない。 夏の真昼の静かには タールの光も清くなる。 夏の空には何かがある、 いぢらしく思はせる何かがある、 焦げて図太い向日葵(ひまはり)が 田舎の駅には咲いてゐる。 上手に子供を育てゆく…

8月のカレンダー

立秋をすぎると 天気予報などで「暦の上ではもう秋です。」 とよくいいますが、 実際そのころから秋の気配を感じます。 日が短くなって、風が冷たくなる 空気が乾燥する。 今年ほど秋が待ち遠しかったことはありません。 ダリヤ

‘金剛宗家の能面と能装束‘展    三井記念美術館(日本橋)

9月2日まで開催中の 能楽の能面・衣装の展覧会です。 これだけ能面がたくさん並んでいるのは 初めて見ました。 行く前は「能面なんてどれでもあまり変わらないのでは・・・?」 という気持ちもありましたが、 違いがわかりました。 種類別に展示されている…

‘琉球 美の宝庫‘展  サントリー美術館  (六本木)

9月2日まで開催の 琉球王国の美術展です。 琉球(沖縄)は東アジアの島々の小国で 大国のはざまでの苦難の歴史があります。 中国や東南アジアとの交易もあり 美術的には各国の影響を受けているようです。 作品を見ていると日本画に似てるけど 微妙に色彩が…

‘水を描く‘展   山種美術館   (恵比寿)

今回は「水」でテーマの展覧会です。 こちらも涼しげで良いです。 9月6日まで開催中。 「水」=自然(海、川、雨、雪、滝)なので スケールが雄大で、大画面の作品が多かったです。 また描いている内容もさまざまで まさに「絵」になるテーマだなと思いま…

‘涼を愉しむ‘展    畠山記念館  (白金台)

茶道専門の美術館の 夏の展示です。 創設者 畠山氏が実際に行った朝茶の会のお道具を 中心とした内容です。 掛け軸、花入れなど涼しさを感じるお道具がそろっていました。 冷房のない昔はいろいろな工夫で 涼を感じたものです。 展示会場でお茶をいただくこ…

ぼんぼり祭    鶴岡八幡宮

立秋に合わせて行われるぼんぼり祭 境内にたくさんのぼんぼりが並び 著名人の書や絵が楽しめます。 書画をはっきり見たいなら 日の入り前に来た方がいいですが やっぱり夜にならないと雰囲気がでないかな。 浅田弘幸って、何の人だっけ? 漫画家 安野モモコ …

鶴岡八幡宮  立秋祭

立秋の日に行われる神事です。 舞殿で行われます。 お供え物など準備されています。 入場を待つ 神主さんや巫女さん 楽を奏する方々もいました。 プログラムは 神主さんの祝詞 巫女さんの舞 奉納 供物をささげる といった感じでした。 鎌倉にはよく行きます…

‘モネそれからの100年‘展   横浜美術館(みなとみらい)

9月24日まで開催の展覧会です。 モネの作品25点と、モネの影響を受けた作品65点という構成です。 「一応おさえとこう」というくらいの気持ちで行ったのですが 予想以上に良い展覧会でした。 印象派は好きなので、モネの作品は何度も見たことがありま…

金鳥の夏、日本の夏・・・ふきん

こちらは「ふきん」です。 蚊取り線香ではなく。 中川政七商店で買いました。 本物の蚊取り線香も使ってます。 蚊取りグッズはいろいろあるけど 定番 蚊取り線香が好きです、風情があって。

夏の鉢植え、始めます。

夏はハーブ系の鉢植えを買って自給自足していますが、 今年はあまりにも暑いので 枯れてしまいそうで、ためらっていましたが 始めてみました。 (実際、サボテンちゃんたちは、ほぼ全滅です。 ごめんなさい。) 一番利益率が高い(笑)二つ。 一つ129円な…

雨~(^○^)

さきほど急に雨が降り出しました~~ 雷もなってるし、もうしばらくは降り続けるでしょう。 雨が降るのが、こんなにうれしくなるとは 昨日・今日と猛暑が続き、夜になっても朝になっても 室内は30℃を超えている状況。 天気予報を見ると、今晩は雨の予報に…