仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

‘近衛信尹と三藐院流の書’ 東京国立博物館 特集    (上野)

とーはくの常設展(総合文化展)の特集室で10月9日まで開催中 近衛信尹は「寛永の三筆」に数えられる能書家 関白になるような高位の貴族でありながら ユニークな人物です。 和の書(かな)は女性的で繊細なものですが この人の書は豪快で男性的で好きです…

ARKADAS    鎌倉小町通りのトルコ料理店

鎌倉小町通り 駅から入って一番目の右手のビルにあります。 たぶん何十年も営業していて 気になってはいたのですが とうとう入ってみました。 お店のインテリアはトルコ風のようで テーブルがタイル張りでそれそれ模様がちがうのがかわいい。 店員さんは(お…

gram 鎌倉小町通りアクセサリーショップの情報 2017年8月

知る人ぞ知る、 gram (鎌倉小町通りアクセサリーショップの情報) の近況です。 相変わらず1000円リングの行列がすごいです。 特に週末は、店内は戦場のような状態。 店員さんが増えたので 対応力は上がってると思いますが。 まだスタッフ募集してます…

「やってはいけない実家の相続」    天野隆  (青春新書)

必要性を感じるようになってきたので 書店や図書館で相続関係の本をあたっています。 さまざまな本があり、アプローチの仕方も何種かあります。 「相続税は減らさなきゃ損!」的な内容の本は その方法を事細かに述べていたりします。 「そりゃ税金はできるだ…

‘北斎 冨嶽三十六景’ 展 ②    MOA美術館(熱海)

豊臣秀吉の「黄金の茶室」を再現したもの。 リアルで見るとやっぱり 「秀吉、趣味悪~」 成金趣味ですね。 ご丁寧に、障子と畳まで赤色にしているところがまた。 能舞台もあります。

‘北斎 冨嶽三十六景’ 展 ①    MOA美術館(熱海)

葛飾北斎の冨嶽三十六景が全て見られます。 富士山シリーズといっても、富士山が主役とは限りません。 どどんと富士山を描いている絵もあるけれど 探さないとどれが富士山かわからない絵もあって、そこがおもしろい。 地域的には関東~東海にわたっています…

東京国立博物館 平成館 考古展示室   (上野)

平成館は特別館の会場ですが、この部屋は常設展料金で入れます。 考古学オンリーとしては、広いスペースで作品数も多く 説明もわかりやすいので 知識のない方も楽しめると思います。 この部屋も企画がおもしろいです。 土偶の実物大模型。 持ってみるとズシ…

東京国立博物館 本館      (上野)

文化風俗の史料の部屋は 芸術というのとは違って、くすっと笑ってしまうような品々があります。 夏休みの親子向け企画 実施中です。 子供さん、または日本美術に関心はあるけれど難しそうで敷居が高いという方に お勧めしたいです。 とーはく所蔵の国宝屏風 …

東京国立博物館 法隆寺宝物館      (上野)

法隆寺の宝物を展示するための独立した館です。 目立たない所にあるし、入ったことのない人も多いかも 建物自体もすてきです。 シンプルでモダンで。 とーはく(東京国立博物館の愛称)は、作品だけでなく 建築物や庭もすてきなんですよ。 法隆寺館の中は 他…

八月の句     ‘与謝蕪村の俳句より’

掴みとりて 心の闇の ほたる哉 昼がほや すみれの後の ゆかしさよ すずしさを あつめて四つの 山おろし 涼しさや かしこき人の 歩行渉り 我が影を 浅瀬に踏みて すずみかな みな底の 草にこがるる ほたる哉 眉ばかり 出して昼寝の うちわかな 蝉も寝る 頃や…

‘あの人、こんな字!ー歴史上の人物たち-’展  書道博物館(鶯谷)

9月18日まで開催中 歴史に名前が残る人物の書展(日本編)です。 (22日からは中国編) 古くは聖武天皇、光明皇后からはじまり 空海、嵯峨天皇など平安のお歴々。 良寛さんもいます。 書に興味がなくても歴史好きな方なら 楽しめると思うのが、 信長、…

‘アンニョンハセヨ!元暁法師 ―日本がみつめた新羅・高麗仏教’展  金沢文庫(横浜)

金沢文庫は、称名寺に隣接する県立の歴史博物館です。 もともとは金沢北条氏が収集した蔵書から成っています。 8月20日まで開催の展覧会 元暁法師 とは韓国仏教の高僧だそうです。 仏教は韓国を経由して日本に伝わったのに そのことは史学上もあまり取り…

称名寺 ②   (横浜・金沢八景)

庭は一見の価値ありです。 北条氏の家紋 鱗を図案化しているとか 門の扉です。

称名寺 ①   (横浜・金沢八景)

鎌倉幕府の執権 北条氏一族の金沢北条氏の菩提寺 浄土式の庭園が名物 荒廃していたのを横浜市が整備したとのことで 市はがんばってるなあという印象。 屋根のてっぺんに北条氏のマーク お参りのためのお寺としては ふつうの地域のお寺といった感じ。 お庭は…

終戦記念の参拝  大船観音寺 (鎌倉・大船)

終戦記念日のお参りは大船観音に行きます。 原爆慰霊碑 原爆投下によって街を燃やした火が今も燃え続けています。 JR大船駅から見える露座の観音様は 第一次世界大戦後、世界平和を祈って企画されたもの。 その原爆慰霊碑が作られ 戦争への祈りを捧げるには…

8月のカレンダー

涼しげなドレスです。 世界のパンダちゃんたちが 熱中症に苦しんでいませんように こちらも波模様で涼しげ

醍醐寺   (京都)

有名なお寺のひとつですが、京都市街地から離れているので行く人は少ないでしょう。 宗教的にも由緒あるし、豊臣秀吉に縁の歴史ある場所でもあります。 でも感想としては「経営に失敗した施設なんだな」 お寺を指して「経営」とは言わないはずですが 時々そ…

東寺 ②    (京都)

こちらは金堂 薬師三尊像(+十二神将)というスタンダードな構成ですが やっぱりでかい。 広いお堂に大きな仏様三体がシンプルに置かれているのが また迫力。 お供えのお花まで金箔の像になって並んでいるのがすごい。 今回は初対面で圧倒されてしまったので…

東寺 ①    (京都)

東寺、正しくは教王護国寺です。 空海が作った真言宗の、高野山と並ぶ二大本拠地です。 蓮のお池が素敵 花札の絵にあるエピソードの場所だそうです。 (柳の枝に何度も飛びつくカエルを見ていた道風が”悟った”という) 京都市のシンボル 五重塔 講堂 今回の…

抜歯翌日

消毒に来るよう言われていたので 歯医者さんに行ってきました。 幸い、経過は良好のようです。 顔も腫れてないし。 口の中を使わなければ気にならないし、 物を食べるとちょっと痛むけど 抜歯のところというより ほっぺたの裏側です。 施療中、器具が当たっ…

麻酔が切れた

ガーゼ交換のためのタイマーをかけつつ 横になっていると 麻酔のせいか、眠ってしまいました。 ガーゼが当たっているところがいたくて 目が覚めました。 お医者さんで言われた麻酔が切れる時間になっていました。 薬を飲むために 何か食べなきゃと ヨーグル…

歯をぬいた

先ほど歯を抜いてもらいました。 親しらず。 歯医者には検診のため、半年に一度行っているのですが 虫歯にはなっていないので 削ったりとか怖い処置は久しぶりでビビりました。 虫歯になったのは何十年も前だし 永久歯を抜いたことはないし 怖かった・・・・…

‘禅林美術展‘      相国寺承天閣美術館    (京都)

12月3日まで開催の展覧会 禅宗と茶道に関する美術品展 書もたくさんありましたが 禅の書というのは僧侶が書いたもので 書家が書いた一般的な書の鑑賞とは違う基準で見ないと いけないのが難しい。 常設展示もよかったです。 伊藤若冲の鹿苑寺の障壁画が迫…

‘やきもの巡り  京都・滋賀編’ 展      (茶道資料館)   [京都]

9月10日まで開催の展覧会です。 裏千家で学んだことのある者のはしくれとして 一度は行かねばと思っていたのですが ようやく実現しました。 会員証が初めて役に立ちました 建物自体は普通の街中の普通のビルですが 中に入るとたたずまいが違いました。 御…

鞍馬寺  ③     (京都)

奥の院と名残を惜しみ・・ また山道をひきかえし、本堂にもどってきました。 奥の院まで行ってしまえば、そのまま下りて貴船神社に出た方が早いのですが 本堂の広場 この紋様には意味があり、境内一のパワースポットとされているそうです。 鞍馬駅前の駐車場…

鞍馬寺  ②      (京都)

本堂から奥の院に向かう途中の山道 「風の谷のナウシカ」の腐海の底を思い出しました。 山内全域を「鞍馬山自然科学博物館」として 守り伝えようとしている、とのこと。 「魔王殿」って冗談みたいな名前ですね ここまで来るのはかなりエネルギーがいります。…

鞍馬寺 ①    (京都)

大好きな鞍馬寺です。 近くに住んで通いたいくらいです。 由岐神社 ケーブルに乗ると、ここへは来れません。 「鞍馬の火祭り」が有名 最近出来た像だと思います。 お寺の信仰を具象化したモニュメントということです。 月のように美しく 太陽のように暖かく …