仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

グルメリポートは書かないけど

鎌倉歩きの楽しみに
グルメを加えたいと思い
なんとなく店探しをしています。

雑誌とかガイドブックとかグルメサイトとか
情報は多すぎて返って混乱するので
気の向いた時に眺めるくらいです。

基本は歩きながら
よさそうな店を勘で探しています。

お店の雰囲気(建物、内装、インテリア)と味は比例するものなので
好みの店構えの所なら、大体外しません。



近年、鎌倉周辺は小じゃれた店が乱立して
選ぶのに困るくらいですが
選択ポイントを一つ見つけました。

「客のための店であること」
って当たり前なんですけど。


北鎌倉の、ガイドブックにも載ってる
とあるレトロなカフェに入りました。
内装は素敵で、置いてある本も趣味に合うもので
飲み物の味も悪くなかったです。
でも、もう行きません。

入ったとたん、「え?」と思ったのは
店員の愛想がない。
若い女性二人ほどでしたが、
「いらっしゃいませ」も笑顔もない。

好きな本が置いてあったので
しばらくいました。
雰囲気の良い店で好きな本を読んだときは
満足感があるものなのですが
それがなかったです。

物理的な理由としては
テーブルとイスが快適でなかったこと。
書き物机と木のイスだったので
お茶を飲んでくつろぐには不向きです。

気持ち的なこととしては
「もてなしてもらった」感がない。


インテリア、家具、メニュー、本棚の蔵書など
物理的には統一感があり
店主がめざすコンセプトがあるのは、よくわかりました。

きっと客も店のコンセプトの一要素なんだろうなあ。
店主が追求する素敵な空間を形づくるためのパーツ。




最近、北鎌倉では外れが多くてがっかりです。

違うカフェでは
傘を傘立ての横に置いたら「床がぬれるからそこに置かないでくれ」
(客足が少ない日なのに)注文する前に「客が増えたら相席をお願いします」

老舗っぽい甘味処に入ったら
内装も味も大したことなかったわりに
支払いの時だけやけに気取っていたり。

お気に入りの和食屋さんのメニューが
変わってしまっていたり。


観光地だと一見客ばかりで
いい加減でも商売成り立っちゃうんでしょうね。





店探しは、ぼちぼち続けますが
記事にはあまりしないかも。
自分だけの店にしておきたいとかもあるけど、
一番の理由は、店内で写真取るのがイヤ。
落ち着いた素敵なお店で
場を乱すようなことをしたくないのです。