仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

女性ファッション誌は二種類に分かれる。

巷には多種多様の女性ファッション誌があふれています。
対象読者を5歳きざみで分けることが出来るのはないかというくらい。
 
年齢の他、未婚・既婚や主婦・キャリアウーマン・学生など
ライフスタイルによる区分けもあります。
 
 
しかし、私の中ではすべての雑誌を二種類に大別してます。
ファッション誌のテーマは一言でいって、「美しくなる」ことだと思いますが、
その対象、つまり誰に対しての美しさを追求するのかに違いがあります。
 
 
一方の対象は「自分」です。
自分が好きなファッションを選び、自分自身がかわいい・素敵と思えるスタイルを
守りたいという自己完結したタイプです。
 
そして他方の対象は「男性」です。
恋愛対象である男性目線を基準とした、いわゆる「モテファッション」を
追求しています。
 
 
 
この二つはファッションの種類の違いはもちろん
雑誌全体の編集方針からはっきり異なっています。
グラビアのゲストがイケメンなのか女性のファッションリーダーなのか、など。
 
ちなみに「男性目線」の雑誌でも
対象男性がどんな階層なのかによって
ファッションが違ってくるようです。
 
 
 
心理学的に追究してみると
なかなか興味深いテーマであるように思います。
 
 
 
マンガ雑誌では、男女間の意識の差を感じ取ることができます。
男性誌に登場するヒロイン像は、女性からみると実に男性にとって
「都合の良い女」という印象をうけて、しらけます。
でも、女性誌のヒーロー像も男性から見たらそうなんでしょうね。
お互い様ということで(笑)