仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

お伊勢詣り  [内宮 宇治橋]

 
ここを渡って境内に入ります。
わりと距離があります。
 
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川の、橋のすぐ側の所にに橋桁?だけが並んでいます。
流木が橋にぶつからないようにするためのものだそうです。
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入り口から左側の、二番目の擬宝珠には
お札が入れられていて、なでると健康になれるとのこと。
タクシーの運転手さんが教えてくれました。
 
 
 
 
 
 
 
10年ぶり、二度目のお伊勢詣りでした。
今回は別宮(外宮、内宮以外の小さい宮)もお参りしたし、
関連の美術・博物館4館も回ったので
細かい所まで知ることができたと思います。
 
「神宮」は日本唯一の特別な場所なのだということを
実感しました。
・由緒、歴史が明確
・祭神がずっと変わらない(神仏習合または神仏分離など、長い歴史の中での影響で
祭神が変化している寺社は多い)
式年遷宮は、信仰のためにも、文化伝統の継続のためにも、日本にとって重要な役割を持っている。
・現代においても関係者各位が、神域としての権威を守るため、日夜精勤されている。
・広い原始林を含めた境内の自然環境が守られている。
 
 
神様がいるかどうかは、個人の内面の問題なので
客観的な判断を下すことは不可能だと思いますが、
長い歴史をもつもの、多数の人間の思いが込められている存在には
大きな価値が生まれるものだと思っています。
 
私は日本人の文化・価値観の柱の一つは神道だと思ってるし
自分の葬式は神式がいいし、なんなら今から帰依してもいいくらいです。
伊勢詣りにもまたぜひ行きたいです。
 
 
 
しかし。
大きな問題が一つ。
 
神宮徴古館の説明書きに
「戦後、神道と政治は分離したが、それは元に戻るべきものであり
そのためには国民の理解が必要である」とありました。
 
これです。
第二次世界大戦時、軍国主義思想統制に、神道が利用されたという問題。
 
宗教は人間の心に必要で、尊重すべきだけど
政治とは分離していなければいけません。
 
安倍ファシズムが進行しつつある現在
厳しく扱わなければならない問題です。