仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

「あたしおかあさんだから」

この歌が問題になってるので、ネットでいくつか記事を見てみました。



一番問題なのは、NHKの「おかあさんといっしょ」という
子供が主な視聴者の国民的番組で流したということでしょう。

幼い子供の心に傷をつける恐れのある歌を
公共放送の子供向けの番組で流すことが不適切です。

個人の歌手や作詞者が歌を作って発表しただけなら
創作活動の「自由」と言えますが。

責任を追及すべきは
NHKの番組責任者であるように思います。




それから歌詞として出来が悪い。
「あたしおかあさんだから」を繰り返しているのが
呪いのことばだという意見を見ましたが、そう思いました。

「あたし」という語彙が癇に障るし。

私が一番むかついたのは
「おかあさんになるまえ・・・立派に働けるって強がってた」
というくだり。
全体的に女性蔑視の内容だと思いました。





作詞者は絵本作家で
知名度がある人だそうで
ある程度売れてる作品もあるらしい。
その絵本の内容や本人のインタビュー、ブログの文面を見て思ったのは
「メンヘラな人物なんだな~」

自分の母子関係に問題があって大人になっても解消されず
その心の傷を作品で表現して癒してるんだなと思いました。


それは個人の自由だとしても
それを支持して作品を購入する層が一定数いるところが
今の世の中、こわいな~と思うところです。

「ママが死んじゃって子供が困り悲しむ」という子供を脅迫するようなテーマの絵本を
購入して自宅において子供に読ませるのは
いわゆる「毒親」に当たるんでしょうか?