『ピリ辛の家政婦さん』 小池田マヤ [祥伝社]
第1巻「放浪の家政婦さん」に続く2巻目です。
家政婦の里が勤める家庭の様子を描く、というとほのぼのホームドラマのようですが、
まったくそんなことはありません。
主人公 里(さと)は、所属の家政婦協会でSランクというすご腕家政婦ですが、
身長185cmのスレンダーボディで一見女性には見えず、バイで手が早い(男性にも女性にも)
という濃いキャラ。
勤務先の各ご家庭も、標準的な家族より訳ありな雇用主が多く
シュールな人間関係が描かれます。
魅力は、スーパー家政婦里の作るお料理。
なにしろお仕事ですから、凝ったお料理が毎日でてきて
すんごく美味しそうです
巻末にレシピが載ってますので、興味のある方は
作れます。
小池田マヤさんは、非メジャー誌(4コマ誌なども)に描くことが多いのですが、
ベテランで独特の作風を持っていて、好きな作家さんです。