仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

宣伝・広告用の電気から削減

本格的な夏が到来し、節電の継続も難しくなってきました。
 
冷房については、他の用途と違い、
「不便」というレベルではなく「苦痛」で
場合によっては生命の危険を伴うところが難しい問題です。
 
それでも一時の苦痛を我慢すれば、日本全国的に気温が下がるはずだ
と思うのですが。(冷房の室外機の熱風がなくなるから)
 
 
ただ、地域や建物によっては、我慢すれば乗り切れるという環境
ではないですよね。
私は現代的な建物が苦手で、昔ながらの間取りの家が好きで
窓が大きく、風通しの良い住まいなので
窓を開けて扇風機を使えば、なんとか過ごせます。
 
でも今時の家は、年間の完全空調が前提の、気密性の高い作りだから
冷房なしには厳しいですよね。
かといって、簡単に引っ越すことも出来ないし・・・。
 
 
 
ということで、無くても済む用途から、即時削減してほしいです。
宣伝・広告用です。
 
先日電車に乗ったら、ドアの上に二つの電光掲示板がありました。
一つは行き先案内用なので必要だと思います。
でも一つは、完全広告用で、テレビのCMのような映像が流れていました。
鉄道を止められないのは仕方ないけど、こんなことで
電力の無駄遣いはしないでほしい。
 
街にあふれる宣伝広告専用(店名などの表示用は別)の電気は
一斉に止めてほしい。
その分を冷房にまわせば、熱中症の危険が低くなります。
 
 
 
ただし。
度を越した節電の強制はファシズムになります。
ラジオの投書で、事情があって冷房を使っていたら石を投げられた
というような話を聞きました。
人それぞれ事情は違うのだから、出来る人からやれば良いことと思います。
 
 
私は近年の禁煙ファシズムには反対です。
非喫煙者です。分煙には賛成です)
人にもよりますが、全体的な、あのヒステリックな風潮が嫌いです。
排気ガスを気にせず自動車に乗って、電磁波を気にせず携帯電話・PCを使ってるのに
タバコだけ目の敵にするのが論理的でないと感じます。
 
 
節電も度を越して「ファシズム」の域に達しないよう
望みます。