仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

○十の手習い

最近、書道を習い始めました。
学校の授業でしかやったことはなかったんですけど。
 
書を鑑賞するのは数年前から趣味になっていましたが
とうとう自分でも書いてみることにしました。
 
直接のきっかけになったのは、マンガ「とめはねっ!」かもしれません。
実際習い始めると、マンガの内容がかなり参考になります。
練習の仕方とかとりいれてみようかな。
 
 
通っているのは、先生のご自宅でやっている個人の教室です。
寺子屋方式で、小学生と机を並べて書いていて、ほのぼのします。
やっぱり小さいうちに書を習っておくのはいいことですね。
 
うちの先生は複数の書を並行して教える方針で、
楷書は、虞世南の「孔子廟堂碑」
行書は、王羲之の「 蘭亭序」を習ってます。
加えて小筆や硬筆で実用書(名前やのし書きなど)を書きます。
 
 
お稽古は月に三回で、忙しくて休むこともあって
急には上達しませんが
古典作品を見るのが好きになって
図書館でいろいろ借りたりしています。
 
今のところ楷書が好きで
目標にしたいのは顔真卿です。
中国の歴史的書家(楷書の)では、ナンバー3につぐ4番手くらいの位置づけで、
でも熱烈なファンがいるような人物だそうです。
やっぱり私の趣味って好事家っぽいかしら
 
 
小筆は苦手だし、草書は書きたいとも思わないのですが
(だって読めないもん。まったく実用的でないのも困る)
いずれはやることになるのかな~。
日本の古典の続け字の仮名なんてお手上げですが
書道を続けてればいずれおもしろさがわかってくるものでしょうか。