‘脱原発世界会議’ 2012.1.14~15 YOKOHAMA
2008年実施の「9条世界会議」の流れを汲む催しです。
受付のボランティアの若者たち。
若い人がこのような活動をしてくれているのはうれしいですね。
二日間の日程で、会場内のたくさんのブースで
とりどりの企画が行われていました。
本当にたくさんの団体・個人が同じ目標をもって
活動していることが実感できます。
「子どもPRESS 記者会見」
小学生の子どもが自分の意見を語っていました。
これからの世界をしょってたつ子どもこそが一番の当事者ですよね。
アートの分野から参加している方々も
こちらの標語、心がけていきたいものです。
参加してみて感じたことの一つは
一方的な伝達のための会ではない、ということ。
えらい人の講演をたくさんの聴衆が聞くための集まりではありませんでした。
双方向、否、複方向のコミュニケーションを目指していることが
ひしひしと伝わってきました。
主催者、参加団体、一般客どうしがお互いに自分の考えを伝え合うための
仕掛けが至る所にありました。
参加者が思いを記述したふせんをはっていって
出来た「木」
外国からの招待客と討論をするブース。
参加は自由です。
見知らぬ参加者同士が会話するための休憩所もありました。
入場の時に自分で記入する名札を手渡されていました。
他の参加者と交流するためのものです。
それから、子ども向けのブースがいくつもあったことが印象的でした。
子どもが参加したくなる、工夫に満ちた企画です。
子どもを一人前の人格として認める思想の表れだと感じました。
また、幼児を預かる託児室も用意されていました。
国や町、世界のあり方は市民の総意で決められることが
民主主義の正しい姿です。
自分の地元でこのような会議が行われたことを誇らしく思います。
「政治家はあてにならない、誰に投票しても同じ」などと
責任転嫁して自分の権利義務を放棄せず
まずは一市民として出来ることを日々行っていきたいです。
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