仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

USJの大学生不祥事について

愚かな若者はいつの時代にもいるものですが
ここまで大きな社会問題になってしまうのは
ネット社会ならではなのでしょう。
 
自分たちの行為が反社会的であるという自覚がない、
それをネットに掲載して全世界に発信することの意味、
を理解していない。
 
社会や大人がきちんと子供を育てないから
こういう幼稚な若者があちこちで出来上がるのでしょうね。
 
 
 
所属の大学が会見や声明で謝罪をしています。
そういうことをするようになったのはここ10年くらいのことだと
思います。
慶応大学生の薬物事件の会見を覚えていますが
とうとう一流大学も義務教育並みになってしまったんだなあと
落胆したものです。
 
一昔前なら、学生が学外で起こした不祥事を大学が謝罪する
という発想はありませんでした。
大学生にもなれば、行動は本人の責任、それが無理なら保護者の責任
ととらえるのが当然なはずです。
 
どこまでも他人のせい、の世の中になりましたね、この国は。
 
 
 
以前、新聞で「指導死」という特集記事を見ました。
学校で教師から指導を受けたことが理由で
自殺する生徒がいることを問題としていました。
事例として、喫煙していたことを指導された後に自殺したという件がありました。
 
喫煙は学校内外を問わず法に触れる行為です。
それを自殺するおそれがあるという理由で
学校が指導しなくなったなら、社会はどうなってしまうんでしょうか。
 
 
 
学生のうちは際限もなく甘やかしておいて
社会に出たとたん、「ゆとり世代は甘い」だの「自己責任」だの
いきなりつきはなすという。
ろくでもない世の中です。
日本の未来は暗い。