仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

新版 県史シリーズ 静岡県の歴史 [山川出版社]

さすが歴史の山川!という良品シリーズです。
都道府県分47巻です。
 
私は静岡県を読みました。
遺跡の時代から始まり、近現代(戦後くらい)までが
時系列で語られています。
 
県の詳細な史実を通して
日本史全体を概括することもでき
読み応えのある一冊でした。
 
学術書的な無味乾燥な文章ではなく
文学的な語彙も多く使われており、
歴史物語的な読み物として楽しめます。
 
私は、データ的な情報の羅列は読み飛ばしてしまいましたし
 
 
 
ご自分の出身県を読むことをお勧めします。
グローバルだの国際人だの言われて久しいですが
まずは自分の源流を知ってこその他者理解だと思います。
 
 
 
 
 
日本の企業が国内で仕事するのに
公用語:英語なんてアホか、といいたいです。
(某自動車メーカーの社長が言っていたように
必要な場面で外国語を使うことは当たり前)
 
自分のアイデンティティを軽く放棄してしまう
その意識の低さこそが国際的とは呼べないでしょう。
まずはブラック企業という不名誉な呼称を
返上することに力を注いでください。
Y社長。