仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘特別展 柳宗理の見てきたもの’    日本民藝館(東京 駒場)

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柳宗理氏は日本民藝館の三代目館長、初代宗悦氏の長男
工業デザイナーとしての方が有名ですね。
 
この展覧会は、宗理氏のコレクション展です。
一番大きな部屋にはアジア、アフリカの品が展示されていました。
布地や装飾品が多かったです。
素朴な雰囲気で和みます。
色彩感覚はやっぱり日本とは違いますね。
 
私が気に入ったのはブロンズ製の置物。
動物とか人間とか、日本でいうと埴輪みたいな感じでかわいかったです。
天空の城ラピュタ」のロボット兵士はこれがモデルでは?と思うような物もありました。
 
 
 
民藝館は、館全体の雰囲気が好きです。
建物はレトロで落ち着くし
展示の仕方も普通の美術館と違って
「展示物」的な雰囲気が少ないです。
 
展示室の表示板も小さくて見落としそうになります。
(黒い板に赤い筆文字で書かれているのがいい感じ)
 
それぞれの品についての説明書きもわずかです。
「知識で物を見るのではなく、直感で見ることが何よりも肝要であるという、
柳宗悦の見識によるもの」だそうです。(民藝館パンフレットより)
 
 
館員の方は私服で、きっと民芸の志をもった同好の士なんだろうな
という雰囲気です。
大展示室にお一人詰めていましたが、
専門の監視員ではなく、何か仕事をしつつ
そこにいるという様子です。
手弁当で仕事をしているみたいな感じがいいです。
(イヤ、ちゃんとお給料はでているとは思いますが)
 
 
来年実施の「茶と美」展にも行ってみたいです。