仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

<橋下氏>市長辞職、再出馬を表明 敗れたら「政界去る」     毎日新聞ネット版より

<橋下氏>市長辞職、再出馬を表明 敗れたら「政界去る」

毎日新聞 2月1日(土)15時45分配信
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記者会見で報道陣の質問に答える橋下徹日本維新の会共同代表=東京都港区で2014年2月1日午後0時35分、中村藍撮影
 大阪市橋下徹市長(大阪維新の会代表)は1日、東京都内で開かれた大阪維新の全体会議で「市長選をやる」と明言し、市長辞職と出直し選挙出馬を表明した。松井一郎大阪府知事大阪維新幹事長)については「私の参謀になってもらう」と述べ、辞職させない方針を示した。自らが提唱する大阪都構想が野党各党の反対や慎重姿勢で事実上頓挫しており、出直し市長選に勝利し、民意を得たとして事態打開を図る構えだ。

【大阪都構想が頓挫】何がどう否決されたのか

 全体会議の出席者によると、自らも辞職する意向を示した松井氏を橋下氏は制し、そのうえで出直し市長選で敗れた場合には「2人とも政界を去る」と述べた。また、「代表として失格かもしれないが、組織選挙でなく個人としてやりたい」との考えを示し、維新は公認という形をとるかどうか検討する。辞職時期は明言しなかった。この時期に辞職すれば新年度予算の編成中の選挙となるため、「住民不在」との批判を懸念する声が党内にある。

 大阪府・市を再編する都構想を巡り、制度設計をする法定協議会で1月31日、市を分割してつくる特別区の区割り案4案を1案に絞り込むとの橋下氏らの提案を、維新以外の各会派の反対で事実上否決した。特に、これまで協力関係にあった公明党も反対。府・市両議会で過半数に満たない維新にとって公明の協力が不可欠だが、今後期待できない状況に追い込まれていた。【林由紀子、茶谷亮、阿部亮介
 
 


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「選挙は橋下氏1人で」…他党、不戦敗戦略か

読売新聞 2月2日(日)9時59分配信
 橋下徹市長が出直し選という手段を選んだことに、各党は「今後は政策が止まるたびに選挙するのか」と一斉に批判。焦点となる対抗馬については、「選挙は橋下氏1人でさせておけばいい」と不戦敗が望ましいとの考えが広がっている。

 この日の党大会で橋下氏から離反を批判された公明党府本部幹部は「法定協が進まないから選挙するなんて考えられない手法で、政治をバカにしている。出来ないからワーワー叫ぶ子どもみたいなものだ」と怒り心頭の様子。自民党市議団幹部も「歳出削減に取り組んできた橋下市長が大義のない選挙で税金の無駄遣いをするのか」と批判した。

 共産党市議団幹部も「市民生活に密着した新年度予算を審議する2月議会を放棄するほどの意味があるのか。破れかぶれの選挙」と突き放した。

 2011年11月の前回選挙では、自民、民主、共産がそろって前市長を支援し、橋下氏との一騎打ちとなった。降って湧いた出直し選に、民主党府連幹部は「各党ですりあわせる必要はあるが、橋下氏1人で勝手に選挙をさせれば、有権者にその無意味さが伝わる」と不戦敗が望ましいとの考えを示した。

 自民、公明も取材に、同様の考えを明らかにしており、共産党府委員会幹部も「維新の会に一番ダメージを与える方法が何なのか、一点共闘で考えていく」と柔軟な姿勢を見せている。
最終更新:2月2日(日)9時59分