「壇蜜日記」 壇蜜 [文春文庫]
題名そのまま、壇蜜さんの日記です。
2013年10月から1014年8月まで。
どういう企画かと気になりましたが
文庫かきおろしです。
文藝春秋社、やるなあ。
どの層を狙ってるんでしょうか。
売り上げ部数が知りたい。
内容は真面目です。
というか、暗い。
彼女のパブリックイメージとは異なります。
タレント本ではなく
文学的といってもいい作品だと思います。
以前から壇蜜さんには一目置いてるのですが
やっぱりという内容でした。
文才あると思います。
(自分で書いていると私は思っています)
文学系の人というのは
内向的で内にこもるタイプが多いと思うのですが
壇蜜さんも実はそのタイプなのかも。
壇蜜さんが好きな女性や
現代女性作家の作品が好きな方にお勧めです。
壇蜜ファンの男性にはお勧めしません。
こんな舞台裏は知らない方がいいのでは。
「露出が減った」とか言われてたりするようですが
本人は別に動揺してないと思うのです。
きっと何らかの道で、ひとかどの人物になるであろう
と期待しています。
女性お色気タレントには一切興味なかったのですが
壇蜜さんは好きなんです。
自分なりに理由は見つけていましたが
今回わかった気がする。
意外と内面的には似ている所があるのかも・・・。