仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

「色川武大」    [ちくま日本文学全集]

色川武大、それって誰?」
と思ったら
麻雀放浪記」の阿佐田哲也のことだったんですね~。


アウトローな人生を送った方のようで
無頼派」ってこういうのかなあと思いました。

この方も男性に好まれる作家なんでしょうね。




自分を病気と知りつつ
寿命を縮めるような生活をあえて送る
エピソードが出てきます。
本人のと知人のと。

その知人の死に方を評して
「男の死に方だなあと思いました」と言います。
わかるような、わからんような。

男性にありがちな感覚だとは思います。
女性は病気の予防に努める
または治療に励むのが一般的だと思いますが
男性は放置するというかあえて目をそらす
傾向がありますよね。