「芭蕉全句集」 松尾芭蕉 [角川ソフィア文庫]
古典作品を収録している文庫は何社かあります。
代表格はやっぱり岩波文庫。
まずはここの棚を探します。
原文に近い形で本になっていて
格調高く、信頼感があります。
しかし、
原文をそのまま収録しているということは
説明がないということ。
歌集なら何百、何千という和歌が
羅列されているという紙面で
素人には厳しいです。
今年の「おりおりのうた」は松尾芭蕉にしようと思い
本屋さんの文庫の棚を探しました。
そして角川ソフィア文庫に決めました。
何が良いって、
季節・季語の順で句が並んでいるんです。
そのまま記事にできて実に好都合。
角川出版は
悪くいえば、ミーハーで俗っぽい、
良く言うと、わかりやすく興味をひきやすい
本が得意。
古典の出版においても、そういうことかな。