‘再興第100回 院展’ そごう美術館(横浜)
3月27日まで開催中
日本美術院は明治からの日本絵画の研究団体。
こちら関連の画家は私好みの人が多いです。
今回の展覧会は現役画家のものなので
印象は
「青い」「堅い」「未成熟」といったところでしょうか。
絵が新しいせいなのか、技量・作品の質の問題なのか
は判断しがたいですが。
写実的な風景画が多く、
その辺りが私好みなのかな。
でも、私、
風景写真には興味ないんですよね。
写実といえば写真にかなうものはない訳だけど。
絵のように美しい風景なんて
いろいろあって、そこを写真にとれば
間違いないはずだけど
絵とは違うよなあ。
現実をモデルに現実以上の世界を
作り出すというのが絵画なのかなあ。
東山魁夷が気に入った風景を
丹念にスケッチした上で
写実的ではないデフォルメされた
風景画を描き、
広く支持されているように。