仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

北海道 男児置き去り事件について

無事発見されて何よりです。


この行為は「しつけ」か「虐待」かと
議論になっていますが
私は何ともいえません。
ただ一方的にご両親を責める気はしません。


どの子供にも万能な
しつけの方法などないので
犯罪レベルの悪質な行為を除いては
他人に断罪はできないのではないでしょうか。
(この件は犯罪レベルだと断言はできないと
私は思います)

置き去り後のこの子供の行動を知ると
標準的なごく普通の小学二年生とはいえないので
厳しい方法を選ばざるをえなかったのだろうと
ご両親を擁護したくなりました。

他人の迷惑になる子供の行動を
放置する親よりはずっと立派だと思います。



「子供の心にキズが残ったらどうする」
という意見も目にしましたが
まったく心にキズを受けないで成長できる子供がいるのでしょうか。
むしろそういう状態で成人した場合を心配します。
自立して生きていけるんでしょうか。

自分の過去を振り返ってみたら
親の対応による心のキズは見つかりましたが
親も聖人ではないし、自分も天使のような子供だった訳ではないので
仕方がないと思います。
大体、大人になって働くようになれば
子供のころの心のキズをいじいじひっぱり出している
ヒマはないので、忘れていました。

まあ、自分の両親がまっとうな家庭を築いて
良識的に育ててくれたからこそ
言える感想かもしれませんが。




アメリカでは虐待だ」という発言も目にしますが
銃所持が合法で、幼児が親を撃ち殺す事件が発生する国と
同レベルに扱うほどには
我が国の道徳レベルはまだ低下していないと思います。