「花田清輝」 [ちくま日本文学全集]
ジャンルとしては評論になるようです。
「悪文の見本」
と言いたい。
または、中二病か?
やたら小難しい言葉を長々と連ね、
もっともらしいことを言っているようだけど
何を言いたいんだか、さっぱり伝わってこない。
論理的文章の場合は、読者に論旨が伝わらなければ
意味がない、と思うんです。
韻文、情緒的文章の場合は
意味は分からないけど、なんとなく魅力がある
という価値もあると思いますが。
特にいらつくのは
「~と言われているが、私は信じない。」というくだり。
仮にも論理的文章であれば
「信じる」という語彙は禁句だろう。
創作的文章もあるのですが
文の合間に、創作中の自分の心境の独白をはさむのは
やめろ。
なんだろう、
大学生くらいの、実力も実績もないくせに
理屈だけで大言壮語を吐く若僧も
眺めてる気分?
いらいらしました。