2016-12-09 十二月の句 ‘松尾芭蕉の俳句より’ おりおりのうた #俳句、川柳 みな出て 橋をいただく 霜路哉 寒けれど 二人寝る夜ぞ 頼もしき ねぶか白く 洗ひたてたる さむさ哉 木枯らしに 岩吹きとがる 杉間かな たふとがる 涙やそめて ちる紅葉 花皆枯れて 哀れをこぼす 草の種 旅に病んで 夢は枯れ野を かけめぐる たび寝よし 宿は師走の 夕月夜 年暮れぬ 笠きて草鞋 はきながら