2017-03-06 三月の句 ‘与謝蕪村の俳句より’ おりおりのうた #俳句、川柳 菜の花や 月は東に 日は西に 衣手は 露の光りや 紙雛 鶯を 雀かと見し それも春 鶯に ひねもす遠し 畑の人 みの虫の 古巣に添ふて 梅二輪 しら梅や 北野〃茶店に すまひ取り 宿の梅 折取るほどに なりにけり つぼみとは なれもしらずよ 蕗の薹 のふれんに 東風吹く伊勢の 出店哉 うぐひすの わするるばかり 引音哉 春の水に うたた鵜縄の けいこ哉 さくらより 桃にしたしき 小家哉