仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

‘近衛信尹と三藐院流の書’ 東京国立博物館 特集    (上野)


とーはくの常設展(総合文化展)の特集室で10月9日まで開催中

近衛信尹は「寛永の三筆」に数えられる能書家
関白になるような高位の貴族でありながら
ユニークな人物です。

和の書(かな)は女性的で繊細なものですが
この人の書は豪快で男性的で好きです。


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絵も本人筆です。

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こちらは別室の西郷隆盛の書。
「字は人なり」と言いますが
書が好きな人物は
だいたい人間的にも好きなタイプです。
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とーはくの常設展示は
作品が入れ替わるし、特集展示もあるので
スケジュールをチェックして、時々行くといいです。

620円で見られる作品数と種類としては
かなりお得です。
しかも特別展と違って
ひどく混雑することはないし。

日本一コスパの良い展示かも。