仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

『京・かのこ』 なかじ有紀    (白泉社)

京都の和菓子店が舞台のさわやかラブストーリー
全三巻

主人公 鹿乃子は老舗和菓子店の孫娘
和菓子職人目指して修行中
おさななじみの颯也は茶道家元の息子。

二人が自分の夢を追いながら
恋を育てていきます。

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                             主人公 鹿乃子  
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                              颯也くん   高校生
  
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茶道と和菓子のエピソードが多いので
楽しいです。

設定に?がつく所はあるけど
そこは少女マンガということでスルー(笑)




作者のなかじ有紀氏は二昔前の
白泉社の少女誌「LALA」の読者ならご記憶でしょう。

メジャーマイナーなおたく系少女マンガ 白泉社の雑誌において
珍しく、王道リア充路線の恋愛漫画を描いていた作家

一般社会に名が知れるほどのヒット作はないけれど
雑誌内では安定した人気を保った作家さんでした。

数十年、白泉社で仕事をつづけ
さわやか少女マンガの路線を崩さないところが立派です。
基本、王道恋愛漫画なんですけど
舞台設定は大人な題材になってきました。

昔好きだった少女マンガの作家さんが
官能系やBL系に流れているとがっかりするので
こういう方が現役でがんばっていると、ほっとします。