仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

2018~2019 年末年始商戦について

働き方改革や景気の変動により
小売業のあり方に変化の大きい最近です。

元日営業を見直す動きが出てきたのは良いことです。
これこそブラック企業 事例の代表格でしょう。


お正月用の食料品の買い出しは
1月1・2日休業のスーパーを選んで行きました。

「1月1日・2日は休業です。お買いまとめください。」
と呼びかけていました。
実際、収益上も年始休業の方が実質有効なのでは
と思いました。

「お店が開いていないから、大目に買っておかなきゃ」
「お正月なんだから、(いつもより高い)これも買おう」
とタイムセール的な心理効果がありました。
毎日営業してると思うと、特別感がなくなっちゃいますよね。



自宅から近い大型電器店は二つあるのですが
元日営業を売りにしている有名店は
いつも店員さんが余裕なさげで
不愉快接客にあたる確率が高い。

もう一つは品ぞろえは絞っているけど
接客はおおむね満足。不愉快率は低い。

多少の値段の差よりも、気分よく買い物できる方を選びます。
値段なんてそのうち忘れちゃうけど
不愉快体験はずっと覚えているから。



地元のしょぼい百貨店、
去年まで何回か元日営業してましたが
今回は2日からになりました。
正解です。
中心購買層は地元の中高年主婦であろう店舗に
元日営業のうまみは少ないでしょう。




恒例、横浜新春バーゲンにも変化がありました。

独自路線で開始時期が遅かったルミネが
今回は他のデパートと合わせてきました。
やっぱり、つっぱりきれなかったらしい。

私は強気なルミネの姿勢が好きだったけど
実際、バーゲンの時期はそろっていた方がたすかる。


そして、やめてほしいのは、
元日スタートのそごう。
そごうは、セゾン系列に入ってからブラック色強くなっちゃって
店員さんも気の毒。

でも私はもう、そごうは捨てることにしました。
1日には行きません。

3月にファッション雑貨のフロア二階分を大改装したのですが
売り場の配置が常識外れになってしまって
乗り物酔いするような空間になってしまいました。
先日、用があって無理して買い物してたら倒れそうになったので
もうあのフロアには行きません。

人間工学的に問題のあるレイアウトだと思います。
普通の売り場は、四角形のショーケースやテナントブースが
平行に配置されているというのが基本的なレイアウトだと思います。
でも改装後のフロアはそのセオリーを無視してる。

エスカレーターからの入り口を入ると
ショーケースの角が真正面に迎えるんです。
私はそこでダメです。(先端恐怖症の人もダメだろう)
そして、今までは通路を歩きながらショーケースの中身をなんとなく
眺めていたけど、平行になってないから中が見られなくなりました。
生理的に不快なだけでなく
商品陳列の視点から見てもメリットがないように思うのですが。

そごうは毎年ある程度の額の買い物をする店舗だったのですが
購買行動を見直すことになりました。
必ず買う種類のものがあったのですが
行けなくなったので。

そごうの今後が気にかかります。