‘民主主義とは何か-安倍政権とメディア- 望月衣塑子さん講演会‘
望月衣塑子さん(もちづきいそこ)は日本一有名な新聞記者として知る人ぞ知る存在です。
「ジャーナリスト」でなく新聞社所属の記者として個人名が世間で認知されているのは
この方くらいでしょう。
なぜ有名になったかというと
官房長官の定例記者会見というのは、参加する記者もある程度固定メンバーで
予定調和の出来レースな形になっていたとのこと。
そこに担当(政治部)ではない社会部の記者として望月氏が出席し
異例の質問を繰り返し、
とうとう菅長官が回答を拒絶するようになり
その状況がネットから拡散され広く認知されるようになったという件です。
講演会の感想は「面白かった。」
一つは、講演の内容が有意義でした。
安倍内閣の実情、日本や世界の情勢、日本のマスコミの問題点など
国民に知らしめたいことばかりでした。
もう一つは、話が面白かった。
トークショーとして飽きさせない話術でした。
政治的な講演会といえば堅苦しくつまらないものと
覚悟して行きましたが、
最初から最後まで退屈する瞬間はありませんでした。
東京ご出身なのですが関西出身かと思うようなノリの良さ。
この方が本気でぐいぐい攻めてきたらそりゃー拒否したくなるなあ
と菅長官にちょっと共感してしまったくらいです。
マスコミ、新聞人としての崇高な使命感が伝わる
素晴らしい講演会でした。
自分の襟を正す思いに打たれました。