仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

松本城    (松本市)

さすが、国宝
見ごたえありました。

天守閣は、ほぼ当時のままで保存されているようです。
リアルに当時の様子が想像できます。
石垣や壁に空いている穴など戦用の備えになっていました。

お城は戦国時代からあるのですが
徳川時代になってから増築した二間があり
時代の変遷を感じさせました。

一番上の階からは360度の景色を眺めることができ
爽快でした。
ただし、ま~ったくバリアフリーではありません。
狭くて急な梯子段を上り下りしなくてはなりません。

火縄銃のコレクションが展示されているスペースも
ありました。


入り口付近には
侍のコスプレしている方がお出迎えしてくれて
記念撮影してくれます。
松本市、がんばってるな~。




松本城の他の観光名所に
旧 開智学校校舎があります。
明治に作られた当時最先端の学校の校舎が
保存されています。

建物だけではなく資料も展示されています。
当時どのような学校生活をしていたか
知ることができます。

すごく先進的な教育がおこなわれていたようで
驚きました。

長野は教育県と呼ばれ真面目なイメージでしたが
なるほど、この辺りから由来するんだなと、納得です。

松本城の入場券は隣接の市立博物館と共通になっているところも
真面目だし。




さらに観光スポットととして「中町」という通りがあります。
倉敷みたいな風致地区的な通りで土蔵造りの建物が並んでいます。
いかにも女子受けしそう。

去年金沢に行って
茶屋町の通りがすっかり俗化して女子受けスポットになっていたことに
がっかりしたので
この中町にも期待してなかったのですが
ちゃんと伝統が保持されていました。
さすがです。

それだけ観光客が増えていないともいえるのかもしれませんが
なんとか経済と伝統を両立していただきたいものです。