読書感想文の書き方
「本の選び方」に続きまして、「読書感想文の書き方」をご紹介します。
「読書感想文、何書けばいいか、わかんな~い」
という方、よければ参考にしてください
【1】 全体計画をたてる
まずは、いきなり原稿用紙に書き始めるのではなく、別の紙に全体計画をまとめましょう。
次のように書いていってみましょう。
① この本との出会い
[例] ・この本を読むことにしたのは、母に「おもしろい」とすすめられたからです。
・友だちの好きな本を読んでみたら、自分も大好きになりました。
・野球部なので、野球選手の本を読んでみました。
・今まで読んだ中で一番好きな本です。
② 本の紹介・あらすじ
読んだことのない人にも、この本がどんな本なのかわかるように、全体を説明しましょう。
ただし、あらすじを長く書きすぎるのは良くないのでほどほどに。(長くても原稿用紙半分くらいまで)
③ 感想例 (一つずつ段落にわけて書いていきましょう)
○好きな登場人物
どんな人物なのか説明し、好きな理由をくわしく書く。
○印象に残った場面
作品の中で特に印象に残った場面を説明し、その理由を書く。
○自分が考えさせられた所
話の中で、読むのを止めて自分でいろいろ考えてしまった場面があれば
そのことをくわしく書きましょう。
○全体的に好きな理由
[例] ・サッカーをやっている人の気持ちがよく書けていて、同じ気持ちになれたから。
・主人公が自分と同じ悩みを持っていて共感できたから。
・主人公の冒険にハラハラどきどきして、とってもおもしろかったから。
・がんばっている子どもたちの姿に勇気をもらえたから。
*本を読みながら、気になるページにフセンなどをはっておくと便利かもしれません。
④ まとめ
作文の最後の段落。全体をまとめて終わりましょう。
[例] ・この作者の本をもっと読んでみようと思います。
・この本から学んだことを元にして、さらに勉強します。
・主人公を見習って、周りの人に親切にしようと思います。
・この本のチームに負けないように、部活をますますがんばります。
*最低でも、青い字の部分をすべて別の紙に書き終わってから、原稿用紙に書き始めるようにしましょう。
【2】 原稿用紙に書く
全体計画を見ながら、原稿用紙に書いていってみましょう。
計画の順番通り、段落を変えて書きましょう。
原稿用紙の使い方を間違えないように気をつけましょう(わからなければ参考書を見よう)
【3】 見直し(推敲)
全部書き終わったら、最初から読み直しましょう。
間違えている部分はそこだけ消して書き直しましょう。
国語辞書を使って字を確認するといいです。