仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

「京のおかず 四季のかんたんレシピ124」村田吉弘 [阪急コミュニケーションズ]

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お料理の本です。
 
最近、健康のために京料理を覚えたいなあと思っています。
京料理は関東に比べて味が薄いから、塩分や糖分控えめでヘルシーだと思うので。
もともと関東育ちの割には、関西系の薄味が好きですし。
 
この本は、レイアウトもレシピの内容もシンプルな所がいいです。
本のサイズはB6くらい。写真はまったく使われていなくて素朴で品のある雰囲気のレイアウトです。
料理の説明も簡潔ですが、必要なことは書いてあるので困ることはないと思います。
 
構成は「春・夏・秋・冬」の4つの章立てで、さすが季節感を大事にしています。
 
 
 
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本の最初に著者のメッセージがあります。
著者は京都の老舗料亭のご主人だそうですが、権高な印象は全然なく
とても共感できる内容です。
 
いくつか引用してみます。
    「シンプル、簡単、おいしいレシピ」
           家庭のおかずは、毎日作るもんなので、無駄なく、簡単に作れることが一番です。
    「家のごはんは、プロセスより結果が重要」
           いかに簡単に作るか。そのためには、いらんことはしない。できる限り便利な道具と
           材料を使って楽に作れるようにしました。
    「単純なレシピだからもう一品」
           凝った一品より、ちょこちょこいろいろなもんがある楽しさ。
           それが家庭料理には大事だと思います。
    「よそいきではなく、普段の料理」
            

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