三井家のおひなさま 展 in 三井記念美術館
雛祭りの時期ということで、おひなさまの展覧会です。
さすが代々続く名家だけあって、由緒ありそうな品がたくさん並んでいました。
ひな人形なんてみな似たようなものという気でいましたが、
時代や土地によっていろいろ違いがあるようです。
よく見ると顔の造りが違ったりします。
着ている服も細かい作りですごかったです。
実際に脱ぎ着できるというものもありました。
時代ごとの流行の変遷に歴史を感じました。
何より感動したのは、お道具類。
雛飾りにはお決まりの物がいろいろあります。
タンスセットとか楽器(琴、胡弓)とか娯楽物類(貝あわせ、碁盤、将棋盤)とか
手回り品(化粧道具、お盆類)などなど。
百人一首の札はちゃんと歌が書き分けられていました!百枚そろっているはず。
精巧な細工のお道具がちまちま並んでいて、おままごと気分でわくわくしました。
女子心をくすぐること請け合いです。
写真が撮れなかったのが残念です。
「雛飾り」とは別に、いわゆる五月人形や市松人形などの
違う種類の人形のコーナーもあり、興味深かったです。
実物大に近い、娘道成寺のリアルな人形もありました。