国立西洋美術館 [上野]
上野公園内の国立西洋美術館
これだけ何度も上野には行ってるにも関わらず
ここはほとんど入ったことがありませんでした。
西洋美術には興味が薄いからですね~
いつも前を通りながら、「世界遺産に登録要請するほどの建物かねぇ??」
と思っていましたが、入ってみてやっぱりそう思いました。
建物の外見にそれほど感銘を受けない上、
中(展示室)はとってもまわりにくい!
部屋の形が不規則で(四角くない)、どこを見て回ったのかわからなくなるし
部屋と部屋に階段が多くて、足の悪い人には大変です。
と、悪態をついたものの
展示作品は見応えありです。
さすが国立!
私は常設展が気に入りました。
今回、発見したのはロダンの彫刻です。
今まで西洋彫刻にはほとんど興味がなかったのですが、
ここでロダンの作品をまとめて見て
惹かれるものがありました。
他の作家の彫刻もあったので、比較できましたが
やっぱりロダンが好きですね。なんでだろう?
肉体が写実的で王道な感じだからかな。
私は大体芸術品は、古典的でオードックスなものが好みなので。
あと、題の付け方もドンぴしゃ。
彫刻は題の意味が理解に苦しむ作品も多くてそれが苦手な理由の一つなので。
モネの部屋。
睡蓮は何度見ても和みます。
ここは一部の作品をのぞき、撮影OKという珍しい美術館でした。
撮ってきておいて言うのも何ですが、
写真は撮らないで見ることに専念した方が
落ち着いて鑑賞できますね、やっぱり。
自分も他のお客さまにとっても。
これは入り口前の屋外にある作品。
無料で見れるのでまたゆっくり見にこよう。
「考える人」って単品じゃなくて、大きい彫刻の一部だったんですねえ。
これがその「地獄の門」
扉の上の方の真ん中に「考える人」がいます。