「本のお茶」 川口葉子 [角川書店]
まえがきから引用します。
この『本のお茶』は、岡倉天心の名著『茶の本』の内容を抜粋して意訳したものです。従来、教養書、茶道書と して扱われがちな『茶の本』を、現代の日本人がなるべく手に取りやすいよう、ビジュアルブックのスタイルでま とめました。また街角のカフェに日々立ち寄るような人々にとって、より馴染み深く感じられる訳文を心掛け、今 のカフェシーンから『茶の本』の各章を眺めたコラム「茶話」を配しました。
まえがきの通りの本だと思います。
スタイリッシュでモダンな雰囲気で(装丁、レイアウト、活字、写真など)
「カフェ」「ヨガ」「ロハス」などの趣味をお持ちの方に合いそうです。
現代的な暮らしの方の茶道の入門書として
お勧めです。
古典の現代語訳の本として
斬新な企画だと思います。