仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

七月の句   ‘松尾芭蕉の俳句より’

みな月は ふくべうやみの 暑さかな

暑き日を 海にいれたり 最上川

百里来たり ほどは雲井の 下涼み

たのしさや 青田に涼む 水の音

松風の 落ち葉か水の 音涼し

己が火を 木々の蛍や 花の宿

うら見せて 涼しき滝の 心哉

松すぎを ほめてや風の かほる音