‘茶の湯’ 展 東京国立博物館(上野)
6月4日まで開催の茶道具の大展覧会です。
感想を一言でいうと
「やっぱり国立はすごい!」
本当にすごいんです。
民間とか桁がちがう。
国宝がごろごろあります。
茶道具の展覧会で
たいてい目玉になるのは
三つしかない国宝の天目茶椀。
これだ!って感じでスポットライトを当てて
展示しています。
ところがこの会では
二つも並んでいるのに
他の品と大して変わらない扱いです。
他にも国宝がいくつもありますからねえ。
茶道具の手引き書でよく見かける名品が
いくつもあって、ふつーにケースに並んでます。
なんてぜいたくなんでしょう。
難点はやっぱり人出が多いこと。
まあ、茶道は絵画などに比べればマイナーだから
一般的に有名な作品の展覧会に比べれば少ないんだけど
茶道具って絵画より小さいから、目の前まで行かないと鑑賞できなくて
混雑がより不便に感じます。
もう一回行こうかな~
展示品替えがあるし。
金土は21時開館していることを知りました。
遅い時間なら空いているでしょうか。
それから国立博物館のすごいのは
平常展示だけでも
民間の特別展並の品揃えであること。
和菓子の模型です。
これも模型なんだけど、何と罪人の縛り方の種類を示しています。
江戸の時代劇で、「御用」になった罪人がお役人に縛られますよね。
その縛り方にいろいろ種類があったんだそうです。
罪人の身分によって違うんだとか。
これをいちいち覚えたのかぁ。
すごいぜ、江戸!