‘茶碗の中の宇宙 -樂家一子相伝の芸術ー’展 (東京国立近代美術館)
5月21日まで開催の、
茶碗の樂家の初代から当代までの展覧会
桃山時代~現代の流れがたどれる面白い企画です。
私の好みとしては
初代 長次郎が好き。
(後は、いいかな)
千利休の目指した侘び茶とはこういうものかと
ビジュアルでわかるようで
感服しました。
縁戚だったんですね。
16代の樂吉右衛門の作品が展示されていたのですが
二代だけ作品なしでキャプションだけの人がいて
要するに展示するほどの作品がないということのようですが
説明書きにはフォローのようなことがつらつら書かれていて
ちょっと笑いました。
何百年も一つの家業を存続させていくというのは
大変なことなのだということが
うかがえました。
車内で展覧会の説明ビデオを見せてもらえてよかったです。
二展の割引セット券も出てます。
古典が好きで近代には興味が薄いため、この館にはほとんど来たことがなかったけど
なかなか興味深かったです。
作品もいいし、館の展示コンセプトもモダンでクールな感じで
一般的な美術館とは一線を画しています。
またゆっくり来たいなあ。