仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』続  (マキヒロチ) 講談社

続編記事載せます。

取り上げられている街は20以上になります。

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                            都電荒川線の通る 雑司ヶ谷
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アキバを住む場所として認識したことが
なかったので新鮮です。

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                               神楽坂

                          元花街で風情があります。                                 

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                              恵比寿
                            「合コン編」です

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                                北千住                                     


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                                鎌倉  
                               


その他
五反田、錦糸町、中野、駒澤大学、経堂、池袋、高田馬場福生、野方、水道橋、高島平などなど



連載が続くほど
紹介数も増えるので今後も楽しみです。




お客さんのキャラもさまざまで
素直で善良とは限らず、
共感できない人もいるのがリアルでいいです。

主人公の双子も、良識ある正統派の人物では
まったくないし。
同僚の従弟も良い味だしてます。



感銘をうけたのが
女性のカップルの回で、「私たちは社会的にマイノリティだから」
というセリフに対する主人公の返し
「でもきっと社会的にマイノリティなのはあんたたちだけじゃなくて、
誰もがそれぞれのマイノリティを抱えてるんじゃん」

今、差別問題がクローズアップされていてLGBTの話題をよく目にします。
そんな中で、なんとなくイラッとする感覚をもつことがあるのですが
理由がわかりました。
被害者意識が強すぎると感じる場合です。

この作中の女性カップルはそんなことは全然なく
現実を見ながらうまく折り合いをつけて
前向きに生きようとしています。