仁美のヒトミ

趣味(読書、芸術鑑賞)の記録を主に、日々の雑感などをつづります。

東京国立博物館 春の庭園公開


4月8日までの「博物館でお花見を」という企画
庭園の桜はすでに満開なので、見ごろはあと数日かも。


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博物館の敷地内の桜はみな、ソメイヨシノではありません。
本館の建物、庭園、池、茶室の間に、何種かの大きな桜の木が咲き乱れている
という景色です。

大きな公園や並木道などの一般的な桜の花見とは
違った情景で、お勧めです。


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池の水面の桜の花びら
花筏にうっとり

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本館の裏側のバルコニー横のオオシマザクラ

すでに葉も出ていますが
白い花と緑の葉のとりあわせがさわやか。
大きな枝が張り出していて
ドームのようです。


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地面にも花びらのじゅうたん
日本画の名作で見たような景色

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ちょうど風のある日で、花吹雪がひらひらと。
夢のような空間でした。

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茶室前に小さな花木が何本か。



博物館にはいつも展覧会のために来るので
なかなかゆったりと庭園散策できませんが
桜の季節はそのために来てもいいなあ。
入館料払う価値あります。



このあと、本館の展示も見ました。
桜特集の展示が行われているので。

「本物の桜を見た後に、桜の作品鑑賞はトゥーマッチかなあ」と思いましたが
楽しめました。
芸術作品というのは現実からエッセンスを取り出して
凝縮した美に仕上げてるんだなあ、と。

特に浮世絵コーナーがみな桜作品になっていたのが
楽しかったです。
「桜を愛でる」主題を浮世絵で描くという
日本の美 二乗(×2)を満喫しました。