渡辺淳一 「失楽園」他
かの有名な不倫小説「失楽園」がブームになったころ、
この本と他の小説いくつかをまとめて読みました。
それで、この方の現代小説は、みな主題は同じなんだなあという結論を出してしまいました。
「結婚というシステムは恋愛の発展、成就にはそぐわない。
だから恋愛を全うしたければ不倫するのがよい。」
まあ、これは何冊かだけを読んだ上での私個人の感想なんですけど。
結婚と恋愛は両立しがたいという論には賛成です。
何年たってもラブラブな夫婦の方が珍しいでしょう。
ただ、私には
「夫婦間には愛情が存在しなければならない。だから愛が冷めたら離婚する。」
というアメリカ式よりも
「子はかすがい」流の、情で夫婦・家族を維持していく日本的な価値観の方が
なじみますね~。
恋愛の情熱に身を焼くのは、若くてエネルギーがあるうちだけでいいでーす
ところで、「失楽園」の最後の章は
心中した二人が発見された後の、警察による現場調書(死体の状況が医学的に報告されている)
なのですが、
あれはどんな意図で書かれたものなのでしょう?
私は「キモッ」と思っただけだったのですが・・・。
知恵袋かなんかで、「浮気しやすいタイプとは?」という質問がありました。
・ 「携帯電話はすぐ新機種に変える。」
飽きっぽい、新しい物好き、ということでしょうか。
・ 「浜崎あゆみが好き」
これは、理論的な説明はできなさそうだけど、分かる気がしますね~(^o^)