『いつでもお天気気分』 羅川真里茂
高校生の(主に)恋愛を描く、明るい青春物語
コミックスは4巻まで出ていますが、
第一巻は1994年に出たのに、最新刊の4巻はこないだ出たばかりです。
15年もかけて続けている大変気の長いシリーズです。
なのに作品中の時間は二年くらいしか進んでません(笑)
まあ、「キャプテン翼」なんかサッカーの1試合を何年もかけて
連載してたりしてたけど。
他の長期連載の合間に描いていたので、なかなか進まないのです。
主人公は、同級生の男子三人
赤馬竜次=ケンカが強く、付近のツッパリ学生の間で伝説的存在。
しかし本人にはそんな意識はなく、ものぐさ。実はやさしいので女子にももてる。
眉村進之介=小さくて元気でかわいい男の子。誰とでもフランクにつきあえるキャラ。
矢野秀=身長194cm。性格は優しく温厚。いい人。
それぞれに彼女が出来ました。
赤馬くんは、中学の同級生、猪又さん。
品行方正、成績優秀の優等生、クォーター系の美女。
進之介は、一つ年下のバレーボール部の御堂さん。
背が高くクールな美女。時々ちらっと可愛げを見せる所がツンデレ系。
秀ちゃんは、血のつながらない一歳上の義姉 栗子(親の再婚による)
ちっちゃくて可愛い守ってあげたい女の子。身長差50cm近い。
美形ぞろいで画面的に楽しめます。
それぞれ違う意味で凸凹カップルだなあ。
高校生男子女子のあまずっぱい感情満載です。
頭のいい猪又さんが、赤馬くんに同じ大学を受けさせるため
勉強特訓を強制したことから、二人はもめます。
学歴にこだわるのか、と感じ悪かったですが
彼女の真意は、同じ学校で一緒にキャンパスライフを送りたいと
いうことだったのです。
か~わい~い
修学旅行で長崎に行き、
それぞれの彼女のイメージで選んだビードロを
お土産に渡すシーンが好きですね~