根津美術館 “古筆切展”
行ってきました、根津美術館(東京 青山)
改装が終わってからずっと行きたかったのですが
やっと実現しました。
門を入ってすぐのオブジェ?
門から建物入り口までの廊下
いかにも‘和’な感じの素敵なたたずまい
敷地内には庭園があります。
気候の良い時期ならのんびり散策したいですね。
庭園の中にカフェがあります。ガラス越しに林を眺めながら
お茶できるので落ち着きます。
現在の企画展は、古筆切(こひつぎれ)展です。
昔の、書の巻物が切断されて一枚ずつ鑑賞されるようになったものです。
奈良から鎌倉時代の著名な人物の書が並んでいてわくわくしました。
伝聖武天皇作なんてすごい!
ただし「伝」だから、そう言い伝えられているというだけなんですけど
でも奈良時代の物だというだけでもすごいですよね。
今でもはっきりと読める字です。墨の耐久性ってすごい。
伝聖武天皇の書は、はっきり力強い、正統派の楷書といった感じで
真面目で堂々とした人柄だったのであろうと感じられます。
そんなあたりからこの書は「大聖武」と呼ばれているそうです。
その他、
お坊さんはくせのある字なのかなと思いました。
時代性とかが関係しているのかな。
伝聖徳太子は字がうまくないと思いました(笑)
おみやげの絵はがき
「岡寺切 藤原定信 筆」
「尾形切 伝 藤原公任 筆」